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Native Instruments MASSIVE X 1.3 新機能(ノイズセクション/パラメーター値の改善など)

ノイズ機能を中心により使い勝手が良くなったアップデート

Massive X

先日、Massive XのVer1.3がリリースされました。Massive X ユーザーの方は無償でアップデートが可能です。
アップデート内容は、ノイズセクションを中心に便利で制作に役立つ機能が追加されています。

それでは実際に追加された各機能を確認していきましょう。

Native Instruments MASSIVE X 1.3 新機能 動画

製品URL : https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/synths/massive-x/

新たにプリセットが追加

Massive_X_Preset

アップデートの恒例となっている新プリセットも追加されています。
World系・ノイズ系・パーカッション系など、高音質なプリセットがすぐに使用できます。

パラメーターの値が表示されるように

各ノブやフェーダーのパラメーター値が表示されるようになりました。

Massive X  Value

このようにフィルターカットオフの値や

Massive_X__Attack_Value

エンベロープ/LFOなどのパラメーターも表示されるため、サウンドメイクをより正確に分かりやすく行うことができます。
この点も非常に嬉しい進化ですね。

ノイズセクションが進化

当アップデートではノイズセクションも大きく進化しています。

Massive_X__Noise_Key_Track

モードから「Key Track」を選択することで、ノイズに音階が付けられるようになっています。
これにより、ノイズを音程楽器として使用したり、メインオシレーターと組み合わせてサウンドバリエーションを広げるという使い方も可能になりました。

Noise_Add_Massive_X

ご自身で用意した音楽ファイル(WAVE/AIFF/MPなど)をノイズオシレーターとして使用できるようになりました。
「Add Folder」ボタンから音楽ファイルがあるフォルダを指定するだけです。

サンプリング感覚でMassive Xへサウンドが取り込むことができ、エディットできることでサウンドメイクが大きく広がりますね。

また、ノイズをモジュレーターとしてOSCヘ適用することも可能です。

Noise_Modulator

「Routing」タブからノイズの出力を「AUX」ヘ結線します。
あとは、オシレーターの「AUX」を有効にして、適用量を決めるだけです。

より過激で面白いサウンドを簡単に作ることができます。



無料アップデートとなっていますが、更にMassive Xを楽しく便利に使用できる機能が搭載されました。
是非、これら機能をサウンドメイクに取り入れていただき、オリジナルサウンドを生み出してみてください。

製品URL : https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/synths/massive-x/