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トップページ > Sibeliusの使い方 初級編 > 21. 楽譜を印刷する
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楽譜を印刷する Sibeliusの使い方

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今回は、いよいよ最後のステップである印刷について解説を進めていきます。
楽譜作成ソフトの最終目標地点といえるため、スムーズに作業を行えるようにしておきましょう。

楽譜をプリントアウトする

楽譜を印刷する

キーボードショートカット

  • Mac:「Command」+「P」
  • Win:「Ctrl」+「P」

をタイプすると「ファイル」タブの「印刷」項目の画面が開きます。
あるいは、直接リボン「ファイル」タブ→「印刷」を選択することでも可能です。

スクリーンショット_2017-07-15_23_07_57

パソコンに複数のプリンタが接続されている場合は、画面中央のプリンタを選択するメニューから、印刷するプリンターを選択できます。

スクリーンショット_2017-07-15_23_22_15

画面を下までスクロールすると「設定」「スケール」「追加」と印刷に関するオプション項目がありますので、必要に応じて設定します。

「スケール」は印刷の拡大縮小率を決定しますが、縮小印刷するときに限り「用紙に合わせる」のチェックボックスを有効にするとよいでしょう。
その場合には、ページ設定で用紙サイズをSibeliusで作成した用紙よりも小さなものを選びます。

楽譜を印刷する

印刷設定ができたら、部数を決定して印刷ボタンをクリックします。
これで印刷が開始されます。

PDFに書き出す

紙に印刷する次に便利なのは、なんといってもPDFの電子書類で楽譜を作成することです。
PDFを使用するとメールやSNSなどでもデータファイルとして送信することができ便利です。

スクリーンショット_2017-07-16_1_14_26

リボン「ファイル」タブ→「エクスポート」より「PDF」をクリックします。

楽譜を印刷する

ファイル名は、デフォルトでは「%f – %p.pdf」となっていますが、すぐ下にある条件のワードに置き換えられることを意味しており、「(スコアのファイル名) – (パート名).pdf」というファイル名のPDFが書き出されます。別のキーワードに変更したり追加することも可能です。

さらに、保存先のフォルダが示されています。
変更したいときは、右の「参照…」をクリックして、変更先のフォルダを指定します。

その後に画面一番下の「エクスポート」をクリックすると、先ほど指定したファイル名のPDFが保存先に書き出されます。
ちなみに、画面を下にスクロールしなくては「エクスポート」ボタンが見えない場合があるためご注意ください。

パート譜を印刷/書き出す

複数のパートからなるスコアを作成している場合は、印刷時にパート譜も同時に印刷/書き出しすることができます。

スクリーンショット_2017-07-16_1_38_15

上記と同じく、リボン「ファイル」タブ→「印刷」でパート譜のチェックを入れます。
(スコアとパート譜を同時に印刷することもできます。)

パート譜のリストが表示されるため、全パート、あるいは必要なパートを選択します。
(複数選択するときは「Shift」キーを押しながらクリックします。)

選択後は、印刷部数を設定して印刷ボタンをクリックします。

スクリーンショット_2017-07-16_1_46_14

PDFの書き出しの場合は、「ファイル」タブ→「エクスポート」→「PDF」です。
そこからエクスポートのタイプを選択します。

選択したパートだけを選択した場合のみ右欄のエクスポートするパートが個別に選択可能になります。
書き出しタイプを選択した後の流れは先ほどの手順と同様です。

iPad用に書き出す

iPadに専用のAvid Scorchアプリをインストールしておくことで、電子楽譜としてiPadで表示させることも可能です。

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「ファイル」タブ→「エクスポート」→「Avid Scorch」を選択します。

Avid Scorchは単にPDFを表示させるだけではなく、iPad上で再生させたり、移調したり、パートを抜き出したりすることができるインタラクティブな楽譜ビューワーです。

こちらから、¥240でダウンロードできます。(2017年7月現在)
http://www.avid.com/products/avid-scorch

ここまで、Sibeliusの基本操作を全21回で紹介してきました。
順を追って確認していくと、思っているほど難しいものではありません。
是非、様々な譜面作成にチャレンジしてください。

次回は番外編として、リクエストの多い「ギターのタブ譜」を作成する方法を紹介します。