広告

音程処理 音楽理論 音楽機材・ソフト紹介 音圧・音量 音像処理 空間処理 波形処理 歪み・サチュレーター 機材設定 機材 書き出し・読み込み・変換 打ち込みテクニック 打ち込み 基本編集 周波数 便利操作・作業効率化 作詞のメソッド 作業環境 低音処理 レコーディング リミッター・マキシマイザー リバーブ リハーモナイズ リズム楽器 リズム処理 リズム モニタリング ミックスが上手くなるTIPS ミキサー・ミキシング マルチ音源 マスタリング ポップス ボーカロイド ボーカル ボリューム処理(コンプレッサー) ベース ベル ヘッドホン ブレイクビーツ ブラス ファイル管理 ピアノ・Key ビンテージ ヒット曲の分析 パッド バージョン新機能解説 バンドサウンドを創るには バッキング ハード機器 ハードウェア操作 ドラム・打楽器 ドラム ドラゴンクエスト トリガー トランジェント ディレイ ディエッサー テンポ処理 テストタグネーム ソフトシンセ ストリングス ステレオイメージャー シンセサイザー サンプリング サンプラー サウンド入出力 サウンド入出 コンプレッサー ゲーム音楽 ゲート グリッチ ギター ギタリストのためのAbleton Live キック カットアップ オートメーション オーディオ操作 オーディオ処理 オーディオインターフェイス エフェクト処理 エフェクト インストール/製品登録 イコライザー アナライザー いきものがかり Zynaptiq YouTube生配信 XLN Audio Xfer Records
トップページ > Ableton Liveの使い方 基本編/セッションビュー > Ableton Live 9.5 新機能 Simplerについて
目次を見る
Sleepfreaks監修のDTM向けPC

Ableton Live 9.5 新機能 Simplerについて Ableton Live 使い方

  • 最新のLive 12 動画・記事はコチラから

サンプラーとシンセのパラメーターを一体化した【Simpler】

Ableton Live Simpler

「Simpler」は、サンプラーとシンセサイザーのパラメーターをかけ合わせたインストゥルメントです。
オーディオループから素材を抜き出して、楽曲に使用するも良し、
また、Voice数も最大32音まで変更できるため、和音を演奏することも可能です。

Simpler解説動画



製品の詳細ページへ

Simplerの立ち上げ

Simpler_立ち上げ-1

「Instruments」→「Simpler」と進み、MIDIトラックへドラッグ&ドロップします。

Simpler_オーディオの読み込み

取り込みたいオーディオ素材をドラッグ&ドロップします。

Simpler_オーディオ素材を取り込んだ後

すると、このようにオーディオの波形が表示されます。
こちらの素材に対して、様々な加工を行うことができます。

サンプル素材の基準値とVoice数の変更

Simpler_サンプル素材の基準

サンプルを使用するにあたり、元の音程はどこにアサインされているか?
気になるところですが、「C3」が基準となっています。

Simpler_Transpose

素材が「C」ではなく、「D,E」などの場合、
トランスポーズを使用することで、その後の編集がやりやすくなります。
「Controls」→「Transp」で半音単位で調整ができます。

Simpler_Voice数の変更

また、サンプル素材を和音で使用したい場合、
「Voice」を変更することで、最大32音まで同時発音することができます。

3種類の再生モード

Simpler_3種類の再生モード

  • 「Classic」音程を持つサンプルを使用して、メロディやハーモニー楽器の作成などに向いています。
  • 「1-Shot」モノフォニック(単音)専用で、短いドラムフレーズの作成などに向いています。
  • 「Slice」ドラムブレイクなどリズミカルなフレーズの作成などに向いています。

Classicモード

Simpler_Classic Mode

Classicモードでは、サンプルの再生位置やループ範囲をコントロールが簡単に行えます。
「Start」と「Length」で再生範囲を決めて、「Loop」でループ範囲を決定します。

Simpler_Fadeについて

「Fade」を使用すると、ループのつなぎ目を滑らかにすることができます。
注意点として、「WARPをOFF」にする必要があります。

マクロコントロールを使用する

Simpler_マクロコントロール

マクロコントロールを使用することで、オートメーションを適用したり、
簡単にMIDIコントローラーでパラメーターを操作することもできます。

マクロコントロールについては、下記リンクの記事で解説しています。

次回は、「1-Shot」と「Slice」モードについて解説いたします。