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1. iMaschine 素材のサンプリング

iOSの利点を最大限に活かしたDAWソフト

iMaschine

社からリリースされている「iMaschine」は、
パソコン上で動作する「Maschine」のiOS版という位置付けです。

Drum-Maschine

パソコン上で動作する「Maschine」は、非常に多機能で、
エレクトロミュージックを作成するワークフローに特化しています。

「iMaschine」

そして、このiOS版「iMaschine」は「Maschine」の主要機能を引き継いだまま、
「デバイスの持ち運び」や「手軽さ」という点が最大に活きるよう設計されています。

思いついたアイディアのメモや構築にも向いており、
楽曲のデッサンを、場所に縛られずどこからでも行うことができます。

第一回目は「素材のサンプリング」を見ていきましょう。

「iMaschine」なら外を歩いていたとしても、
インスピレーションを受けた瞬間に、そのサウンドを取り込むことができます。

取り込んだ素材は、楽曲の中で使用可能です。

iMaschine動画

サウンドをサンプリングする

サンプリング方法は非常にシンプルです。
ここではドラムPADに対し素材をサンプリングしてみましょう。

MASCHINE TIPS iMASCHINE-2

  • 1_RECORDタブを選択します
  • 2_録音したいPADを選択します
  • 3_現在のサウンドが表示されます(サンプリング後は上書きされます)
  • 4_レコーディングボタンをタップするとレコーディング開始です

スレッショルド

「サウンドが上手くレコーディングされない」「前後に余計なサウンドが入ってしまう」
このようなことが、起きる場合あります。

そこで活躍するのが「Threshold」です。

ここで決めた音量より大きな入力が来た場合にレコーディングを開始し、
それを下回った場合は、レコーディングを終了するという機能となります。

このThresholdをスライドし、サウンドがしっかり録音される最適値を探ります。

サウンドを保存する

サンプリングしたサウンドを保存し、他の楽曲で使い回すことができます。

Save

保存したいサウンドを選択し「Save」をタップします。

ダイアログ

  • 1_保存するフォルダをタップします
  • 2_ご自身のオリジナルフォルダを作成し管理することも可能です
  • 3_「OK」をタップします

Name

サンプルに任意の名前をつけ「Save」をタップすれば保存は完了です。

保存結果

保存されたサウンドを呼び出すには、画像の赤囲み順にタップしていきます。