音程処理 音楽理論 音楽機材・ソフト紹介 音圧・音量 音像処理 空間処理 波形処理 歪み・サチュレーター 機材設定 機材 書き出し・読み込み・変換 打ち込みテクニック 打ち込み 基本編集 周波数 便利操作・作業効率化 作詞のメソッド 作業環境 低音処理 レコーディング リミッター・マキシマイザー リバーブ リハーモナイズ リズム楽器 リズム処理 リズム モニタリング ミックスが上手くなるTIPS ミキサー・ミキシング マルチ音源 マスタリング ポップス ボーカロイド ボーカル ボリューム処理(コンプレッサー) ベース ベル ヘッドホン ブレイクビーツ ブラス ファイル管理 ピアノ・Key ビンテージ ヒット曲の分析 パッド バージョン新機能解説 バンドサウンドを創るには バッキング ハード機器 ハードウェア操作 ドラム・打楽器 ドラム ドラゴンクエスト トリガー トランジェント ディレイ ディエッサー テンポ処理 テストタグネーム ソフトシンセ ストリングス ステレオイメージャー シンセレシピ シンセサイザー サンプリング サンプラー サウンド入出力 サウンド入出 コンプレッサー ゲーム音楽 ゲート グリッチ ギター ギタリストのためのAbleton Live キック カットアップ オートメーション オーディオ操作 オーディオ処理 オーディオインターフェイス エフェクト処理 エフェクト インストール/製品登録 イコライザー アナライザー いきものがかり Zynaptiq YouTube生配信 XLN Audio
トップページ > Studio Oneの使い方 上級者編 > 4. スウィングを使いノリを出す StudioOne
目次を見る
Sleepfreaks監修のDTM向けPC

スウィングを使いノリを出す Studio One 使い方

クオンタイズ機能のスウィング

※6分50秒〜7分17秒にて解説を行なっています

打ち込みの強い味方である「クオンタイズ」機能。
タイミングがずれた演奏を正確な位置に修正する便利な機能ですが、必ずしも完璧なタイミングが音楽的に最適であるとは限りません。

  • クオンタイズを適用後、ノリが無くなってしまった
  • ペンやステップで打ち込みを行ったが、今ひとつリズムに抑揚がない

こうした経験を持つ方も多いのではないでしょうか。
そのような場合に役立つのが、クオンタイズ機能に備わっている「スウィング」です。

スウィングとは


スウィングは「跳ね」とも呼ばれ、3連符を基本としたリズムのノリを指します。
ブルースなどでは定番の表現です。
これに対し、「跳ね」のない均等なビートは「ストレート」と呼ばれます。

この「スウィング」を最大値で適用するとリズムが完全に跳ねてしまい、パターン自体が変わってしまいますが、適用量を抑えることで、演奏に人間味と抑揚を与えることが可能です。
この機能はドラムパートはもちろん、他の様々な楽器にも有効です。

スウィング設定方法

まず、MIDIエディター上部の「Q」アイコンをクリックし、「クオンタイズパネル」を表示します。

1. スウィングを適用したいノートを選択します。
2. クオンタイズの基準として、フレーズ内で最も短い音符(「8分音符」「16分音符」など)を選択します。
3. スウィングの値をドラッグして調整します。

スウィングの値は0~100%で調整し、0で完全なストレート、100で完全な跳ねとなります。
自然なノリを出すには、10%~20%程度が目安です。

ただし、これらの数値はあくまで参考です。
楽曲によって最適な値は大きく異なるため、ご自身の耳で確かめながら様々な数値を試すことをおすすめします。

この「スウィング」機能を活用し、よりグルーヴ感のある楽曲制作にお役立てください。

Sleepfreaks監修のDTM向けPC