Cubaseのクオンタイズ機能に搭載されたスウィング機能は、打ち込みに人間味とノリを加える強力なツールです。クオンタイズで完全に正確なタイミングに揃えた演奏は、時に単調で機械的に聞こえてしまいます。スウィング機能を10~20%程度適用することで、3連符を基本とした「跳ね」を導入でき、ドラムやその他楽器に自然な抑揚を与えられます。楽曲のジャンルやテンポによって調整幅が変わるため、自分の耳で確認しながら最適な設定を見つけることが重要です。
クオンタイズ機能のスウィング

打ち込みの強い味方「クオンタイズ」
多少タイミングがズレてしまった演奏をジャストに合わせてくれるという機能ですが、
常に正確なタイミングが楽曲に対して良いアプローチとは限りません。
- クオンタイズを適用後、ノリが無くなってしまった
- 打ち込みを行ったが今一つリズムに抑揚がない
などは、誰もが経験しているのではないでしょうか??
それを解消すべく「クオンタイズ」に備わっている「スウィング機能」を使ってみましょう。
当記事はこの記事を理解していることで、より理解が深まります。
三連符(Triplet)/ スウィング(Swing)の説明
※動画はLogicを使用していますが、概念は同様となります。
「跳ね」とも呼ばれ、3連符を基本としたノリです。ブルースなどには定番です。
跳ねていない一般的なビートは「ストレート」と呼ばれます。
「スウィング」をそのまま適用したのではリズムが完全に跳ねてしまい、
パターン自体が変わってしまいます。
これを少しだけ適用する事で、人間味と抑揚を与える事ができます。
ドラムはもちろん、その他楽器でも問題なく使用できます。
Cubase スウィング設定方法
クオンタイズ赤囲み部分をクリックします。
0~100%で調整します。
0で完全なストレート(ジャストリズム)。100で完全な跳ねです。
ノリを出すのは10%~20%が目安です。
ある程度の参考数字を記載しましたが、楽曲によっても大きく変わってきます。
ご自身で確かめながら色々な数字を試してみてください。
よくある質問
Q1. スウィング機能とストレートリズムの違いは何ですか?
ストレートリズムは完全に正確なジャストなタイミングです。スウィング機能は3連符を基本とした「跳ね」を加え、ブルースなどで使われる人間味のあるノリを演出します。
Q2. スウィング値は何パーセントが最適ですか?
ノリを出す目安は10~20%です。ただし楽曲のジャンルやテンポによって変わるため、自分の耳で聴きながら調整することをおすすめします。
Q3. ドラム以外の楽器にもスウィングを使えますか?
はい、ドラムはもちろんベースやメロディなどあらゆる楽器で使用できます。楽曲全体に統一感のあるノリを与える効果があります。
Q4. スウィング100%にするとどうなりますか?
完全な跳ねとなり、リズムパターン自体が変わってしまいます。微妙なノリを出すには、低めのパーセンテージで調整することが大切です。
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