Cubase Pro 8.5 新機能 2
Cubase Pro 8.5はイベント編集と打ち込み機能を大幅に強化したバージョンです。イベントの複製やエイリアス機能により、繰り返しパターンの制作が効率化され、進化したドラムエディターではドラムキットの音の長さをコントロール可能になりました。さらにMIDIノート打ち込みが強化され、ダブルクリックで追加したノートのドラッグ操作により、長さ、位置、ベロシティを直感的に調整できます。これらの機能は作業効率を大幅に向上させ、リズムトラックやメロディ制作における制作時間の短縮と表現力の向上を実現します。
Cubase8.5 イベント編集や打ち込みが更に便利に

前項に続き、Cubase 8.5の新機能を解説していきます。
今回はイベント編集や打ち込みを中心とした解説となります。
頻繁に使用する操作が多い項目だけに、作業効率化が期待できます。
ぜひ、制作へ取り入れてみてください。
Cubase8.5の新機能動画
Cubase Pro 8.5 新機能 1
Cubase Pro 8.5 新機能 2 (当記事となります)
YouTube動画への質問と回答の抜粋
この場で質問失礼します。 キーエディターの画面が大きく尚かつコードの様な表示が出ておりますが、デフォルトだとその表示がされず打込みがしづらいのですが拡大表示といった機能があるのでしょうか?
画像部分の矢印をクリックすることで、別ウィンドウで開くことができます。 https://app.box.com/s/8o5sftp7poo1e9bhxmqwxweewn4hkqg5 お試しください!
イベントの複製
イベントを簡単に複製することが可能です。

イベント右の中央に表示されている「■」をドラッグします。

このように素早く複製を作ることができます。
上記の操作を「Shiftキー」を押しながら行うことで、
「エイリアス」の複製が可能です。

イベントに「=」が表示されます。
1つのイベントを変更すると、他イベントに対しても変更結果が反映されます。
進化したドラムエディター
リズムを打ち込む操作に特化したドラムエディターにも改善が加えられています。

上部の赤囲み部分を点灯させることで、
音の長さをコントロールできるようになります。
通常、ドラムの打ち込みは音の長さに依存しませんが、
特定ソフトやサンプラーなどを使用した場合、大きな影響が出ます。
この長さをコントロールすることで、ノリが大きく変わってきます。
使用しているドラムキットのみを表示し、
エディターを視覚的に整理することができます。

赤囲み部分をクリックし、

「イベントを含むドラムサウンドを表示」を選択します。

このように、使用しているキットのみが表示されます。
MIDIノートの打ち込みが強化
キーエディターにも変更が加えられています。
この操作は上記ドラムエディターでも使用可能です。

ダブルクリックでMIDIノートを追加できるようになっています。
このダブルクリックの後、
クリックを離さないことで、以下の操作が可能になります。
- 右へドラッグ : ノートの長さを変更
- Shiftキー + 左右ドラッグ : ノートの場所を変更
- 上下ドラッグ : ベロシティの変更
- Mac : Command + ドラッグ / Windows : Control + ドラッグ :
スナップを一時的に無視し、長さを微調整
よくある質問
Q1. Cubase 8.5でイベントの複製とエイリアスの違いは何ですか?
複製は独立した別のイベントを作成します。一方、エイリアスは元のイベントと連動し、片方を編集するともう一方にも変更が反映されます。同じパターンを複数箇所で使いながら統一性を保ちたい場合に便利です。
Q2. ドラムエディターで音の長さをコントロールする理由は何ですか?
ドラム音源やサンプラーによっては、ノートの長さがノリに影響します。音の長さを調整することで、グルーブ感やタイミングの微妙なニュアンスを表現でき、より自然で生き生きしたリズムパターンを作成できます。
Q3. MIDIノート打ち込みで上下ドラッグ操作を使う場合、どのような効果がありますか?
上下ドラッグでベロシティ(音の強さ)を変更できます。この機能により、音符を追加してから即座に強弱を調整でき、キーボード弾きのようなニュアンスをMIDI打ち込みで表現することが可能になります。
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