ニューヨーク・コンプレッション NY Compression DTM用語集・辞典
音量をコントロールするコンプレッサーのテクニック。
コンプレッサーは音量の大きな部分を低減させ、
小さな部分との音量差を少なくする。
しかし、サウンドのアタック部分に強くコンプレッサーがかかり過ることで、
音抜けが悪くなったり、サウンドが暗くなってしまう。
このような状態を防ぎ、しっかりとコンプレッサーを適用するのが、
「ニューヨーク・コンプレッション」である。
別名で「パラレルコンプレッション」とも呼ばれる。
同じトラックを2つ用意し、片方にコンプレッサーを適用(Wet)、
もう片方は何も適用しない素の状態(Dry)として使用する。
双方のボリュームバランスをとることで、
より細かなサウンドメイクを行うことができる。
また、コンプレッサーによって「Wet/Dry」を調整可能なモデルもある。
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