アップコンバート UpConvert DTM用語集・辞典
MIXを行った音源を高いサンプリングレートや高いビットで書き出し、
マスタリングの仕上がりを高音質にするテクニックのこと。
例
44,100 kHz 24bit で作業した楽曲を
88,200 kHz 32bit で書き出す。
※マスタリング時は楽曲プロジェクトをアップした値に合わせ作業をします
これとは逆に、楽曲制作の時点で高いサンプルレート、ビット数で作業しておき、最終的な楽曲ファイルの音質をCDやmp3など目的のファイルに合わせて落とすことを「ダウンコンバート」と呼ぶ。
例
48,000 kHz 24bit で作業した楽曲を
44,100 kHz 16bit で書き出す。
予め低い解像度で作業する場合に比べて、音質が良いといわれている。
また、サンプルレートやビット数は楽曲制作の途中からではなく、楽曲ファイルの作成時に予めて決定し、統一しておく必要がある。
サンプリングレートの解説
サンプリングレートは1秒間に対しての音の情報量を表す。
44,100Hzの場合は1秒間に44,100回の波で楽曲やトラックを表現、再生するということになる。
この回数が多いほど、よりサウンドを細かく表現することができるが、値を高くしすぎるとパソコンの負荷も高くなり、ファイル容量も大きくなる。
ビットデプスの解説
ビットデプスは音量を何段階で表現するか?ということを表す。
この値が16bitの場合は、2の16乗となり、最大65536段階で音量を表現するということになる。
上記のサンプリングレートと同様に、値を大きくすることで、より細かな音量ニュアンスを表現することができるが、その分パソコンの負荷も高くなり、ファイル容量も大きくなる。
32bit float 解説動画
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