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アタック Attack(コンプレッサー) DTM用語集・辞典

Attack

トラックの音量を平均化するエフェクトコンプレッサーに備わっている機能で、基準音量に達したサウンドの圧縮を開始してから、どの位の時間をかけて「レシオ」まで到達させるか?
これを設定するパラーメーターのこと。

単位は「ミリセカンド_ms」が使用される。
値が少ない(早い)と、すぐに「レシオ値」まで圧縮されるため、アタック感が抑えられる。

楽器のアタック部分は非常に早く、10ms(1000分の10秒)残しただけでも、アタック感がしっかりと出てくることが多い。
逆にアタックを抑えたい場合は、1ms(1000分の1秒)以下に設定しても問題はない。

稀にコンプが発動するまでの時間と記されている場合があるが、コンプの発動ではなく、コンプが発動してからレシオ値まで圧縮にかかる時間がアタックとなり、コンプの発動自体に時間差はないため注意が必要。

このアタック値が大きい(遅い)ければ、圧縮がサウンドの終わりに間に合わず、コンプレッサーが狙い通りに適用されないことがあるため注意が必要。

コンプレッサーのAttack解説

動画のように、敢えてスレッショルドを高めに設定し、アタックを徐々に変化させ適正値を探すという方法は初心者の方へ非常にオススメです。