Steinberg オーディオインターフェース「UR-Cシリーズ」発売記念!直撃インタビュー
大人気オーディオインターフェースの新シリーズ
SteinbergのオーディオインターフェースといえばURシリーズですが、その新ライナップとしてUR-Cシリーズが登場しました。
今回はその発売を記念して、株式会社ヤマハミュージックジャパン LM営業部 マーケティング課 Steinberg製品担当の松熊津さんを迎え、インタビューを敢行。製品の魅力をたっぷりと語っていただきました。
動画最後にはプレゼントのお知らせもございますので、ぜひご覧ください!
Steinberg UR-Cシリーズ インタビュー動画
製品リンク : https://new.steinberg.net/ja/audio-interfaces/ur-c-series/
UR-Cシリーズの概要
ラインナップ
- UR22C(2019年10月3日発売)
- UR22C Recording Pack(2019年10月3日発売)
- UR44C(2019年10月3日発売)
- UR816C(2019年11月発売予定)
・全てのモデルでUSB Type-Cに対応
・全てのモデルにDSPエフェクトを搭載
・全てのモデルで32bit整数に対応
UR22C
・オープン価格(市場想定売価16,000円前後)
・アナログ入出力:2in/2out
・モニター時にInput1・2をセンターとするか左右に振り分けるかを選択できるmonoボタンを搭載
初心者から中・上級者までお勧めできるモデルです。制作に限らず、ハイレゾ再生機としての用途も見込んでいるとのこと。AD/DAチップ(全製品共通)は32bit整数に対応したものを使用したとのことで、出音の印象はこれまでより高解像に感じました。
また、このサイズと価格でDSP搭載というのも嬉しいです。DSPといえば消費電力が多いイメージですが、USB3.0を採用しているためしっかりとバスパワーで動いてくれます。
このように、コストパフォーマンスと将来性に優れた製品となっています。
※PCとの接続をUSB2.0端子で行う場合、別売りのUSB電源アダプター、またはモバイルバッテリーが必要になります。
UR22C Recording Pack
・オープン価格(市場想定売価29,000円前後)
UR22Cにコンデンサーマイクとヘッドフォンがバンドルされたお得なパックです。
UR22CにはもちろんCubase AIが付属しますので、パソコンとこれさえあれば、手軽に音楽制作がスタートできます。
またレコーディングされる方にとっては、DSPエフェクトがレイテンシー問題の解消に一役買ってくれるはず。パソコンのスペックにやや不安があっても安心です。
DTMをこれから始めるという方にはうってつけの製品ですね。
UR44C
・オープン価格(市場想定売価30,000円前後)
・アナログ入出力:6in/4out
入出力が増えた分、セッションの同時録音や、簡単なドラムレコーディングなど、用途が広がります。普段からシンセなど多くの機材を接続しておきたいという方にも便利ですね。
そして特筆すべきはこのサイズでのパスパワー駆動です。別売りのType-C to Type-Cケーブルが必要となりますが、プリアンプ4機やDSPも含めてバスパワー駆動できるのは非常に嬉しい仕様と言えます(もちろん付属のType-A to Type-CケーブルとACアダプター併用での使用も可能です)。
UR816C
・オープン価格(市場想定価格56,000円前後)
・アナログ入出力:8in/8out (ADATのデジタル入出力を含めると16in/16out)
・WORD CLOCK、OPTICAL入出力搭載
シリーズ中最も豊富な入出力を搭載したシリーズ最上位モデルです。本格的なドラムレコーディング、バンドの一発録りなどにも対応します。ADATによる拡張性も高いほか、HAモードでプリアンプとしての使用も可能です。
こちらはバスパワー駆動は不可ですが、1Uサイズはそのままに従来製品よりもコンパクトになっています。
プロユースにも耐える仕様ながらこの価格帯を実現しているということで、こちらも非常にコストパフォーマンスが高い製品ですね。
32bit整数レコーディングを行う際のポイント
32bit整数オーディオをレコーディングする際、Macでは「High Precision」のドライバーを選択します。
また、プロセシング精度(オーディオエンジン)は64bitフロートを選択しておきます。
32bit整数オーディオと64bit floatエンジンについてはこちらの記事で詳しく触れていますので、ぜひご覧ください。
Windowsではドライバーの仕様が若干違っており、コントロールパネルで「Low Latency」を選択することができます。
バッファサイズとは別にこちらも設定しておくことで、さらにレイテンシーを追い込めるとのことです(もちろんCPU負荷は上がります)。
なお、よく取り沙汰されるUSB3.0によるレイテンシーへの影響についてですが、実はUSB2.0で十分に転送速度は足りているため、それ自体でレイテンシーの軽減に繋がることはないとのことです。
しかし、UR-Cシリーズは新しいチップSSP3・ドライバーにより、これまでのURシリーズと比較してレイテンシー設定を追い込むことができるにように進化しています。
また、DSPを用いたダイレクトモニタリングを使用することで、レイテンシーを気にせずにレコーディングを行うことも可能です。
dspMixFXとRemote Bridge
UR-Cシリーズでは、22Cを含め全モデルでDSPエフェクト「dspMixFx」が使用できます。
また、Cubase起動時でもdspMixFxが使用できるよう改善されています。
オーディオトラックを作成する際、「オーディオ入力」から「ハードウェア入力」を選択することで、
オーディオトラックのインスペクタから、エフェクトを含めたdspMixFxの状態をコントロールできるようになっています。
このdspMixFxについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
dspMixFxをiOS端末からリモート操作できるのが「Remote Bridge」です。
UR-Cシリーズでは44Cと816Cが対応しています。
PC上のdspMixFxとほぼ同じ画面がiPad上に表示され、フェーダーやパン、センド、各エフェクトのパラメーターなどを操作することができます。
レコーディング中に移動する手間が省けますし、マウスよりも直感的な操作感が得られる点もポイントです。
プレゼント企画も開催
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Steinberg オーディオインターフェース「UR-Cシリーズ」発売記念!
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発表:10月10日 pic.twitter.com/N1fzNILH9A— SLEEP FREAKS (@SLEEPFREAKS_DTM) September 30, 2019
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当選者発表
2019年10月10日を予定。
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- 当選者へTwitterのDM(ダイレクトメッセージ)にて通知を行い「7日以内」にご返信がなければ、当選権利の失効、再抽選を行うものとします。
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