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最強の音源・エフェクトをバンドル Native Instruments KOMPLETE 12 各バンドルの特徴

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Native Instruments KOMPLETE 12とは?

Komplete _ バンドル _ Komplete 12 Ultimate - 製品

今日、制作現場でNative Instruments社の製品を見ない日はありません。
同社製品の中でも業界標準のバンドル「KOMPLETEシリーズ」は

  • ドラム・ベース・ギター・ピアノなどのバンド系音源
  • 高品質なオーケストラ・シネマティック音源
  • エレクトロに特化した多彩なシンセサイザー群
  • 民族楽器や効果音(SE)
  • ギターアンプシミュレーター・豊富Fなミキシングエフェクト など

膨大な製品が収録されており、プリプロからポスプロまでを完結させてくれる、言わば音楽制作に携わる者にとっては必須のアイテムです。

特に制作コストがかかるオーケストラ編成の楽曲やシネマティック楽曲等、リアルなKONTAKTインストゥルメントを使えばローコストで高水準のプリプロ用の音源制作が可能です。
場合によっては打ち込みだけで音源を完パケできてしまいます。

そんなKOMPLETEですが、無料版の「KOMPLETE START」を含め、計5種類のバンドルが用意されていることをご存知でしょうか?

ここでは、無料版を除いた4バンドルの違いや特徴を解説していきます。
無料版の「KOMPLETE START」は下記の記事で取り上げていますので、併せてお読みください。

KOMPLETEにはどのような種類のバンドルがあるの?

NI Komplete

KOMPLETEは制作ジャンルや活動の規模などの用途に向けて4種類のバンドルが用意されています。

  • KOMPLETE 12 SELECT
    初心者向けのバンドル。お手頃価格で気軽に音楽制作を初めてみたいユーザー向け
  • KOMPLETE 12
    標準バンドル。とりあえずこれさえあれば事足りる
  • KOMPLETE 12 ULTIMATE
    本格制作したい上級者ユーザー向けバンドル。オーケストラ音源やシネマティック音源が収録
  • KOMPLETE 12 ULTIMATE Collector’s Edition
    オールインワンのハイエンドバンドル。KOMPLETE 12 ULTIMATEよりもさらに4万5千以上のサウンドを収録。より可能性を広げたいプロユーザー向け

各バンドルに収められている製品の一覧表はコチラから確認可能です。
目的の製品がある場合は、購入するバンドルに収録されているか?という点を必ずご確認ください。

それでは各バンドルの特徴を確認していきましょう。

KOMPLETE 12 SELECT

KOMPLETE 12 SELECT

KOMPLETE 12 SELECTは17製品(7000以上のサウンドと45GBのインストゥルメント&エフェクト)が収録されています。
リアルなアップライトピアノやエレクトリックピアノ、ハモンドオルガン、民族楽器から高機能なシンセサイザーまで用意されており、値段もお手頃なのでこれから音楽制作を始めてみたい方や、Native Instruments社の製品を初めて使うユーザーにピッタリのバンドルです。
また、人気のシンセサイザー「MASSIVE」を始めとする定番シンセを触ってみたいといったユーザーにもオススメです。

製品URL : https://shrsl.com/39hdn

Massiveの使い方動画

KOMPLETE 12

KOMPLETE 12

KOMPLETE 12はSELECTよりも使えるインストゥルメントやエフェクト数が格段に増え、よりハイグレードな楽曲を制作したいユーザー向けの標準バンドルです。
弦楽器やピアノ、ギター、ドラム、ベースなど高品質な生楽器系のインストゥルメントが収録され、制作の幅を広げたい中級者にピッタリと言えます。

製品URL : https://shrsl.com/39hdp

FM8 動画解説

「SELECTバンドル」には入っていなかった「Absynth 5」や「FM8」などのシンセサイザーや、ユニークなエフェクトも豊富なラインナップが用意されており、ワンランク上のミキシングが可能です。

Session Horns 動画解説

「Session Strings 2」「Session Horns」はプリプロにも耐えうるリアルさ、豊富なアーティキュレーションを兼ね備えておりこのバンドルだけでもかなり凝った制作が可能です。

かの有名なRickenbacker 4003をリアルに再現した「Scarbee Rickenbacker Bass」は初めてNative Instruments社製品を使うユーザーを感動させる事でしょう。

Scabee Rickenbacker Bass

KOMPLETE 12 ULTIMATE

KOMPLETE 12 ULTIMATE

KOMPLETE 12 ULTIMATEは、KOMPLETE 12には無かったクラシカルインストゥルメントや、シネマティックインストゥルメントの他、Native Instruments社製のほぼ全てのインストゥルメントが網羅されています。
また、収録されているエフェクト類やExpansionsも格段に増え、このバンドル一つで音楽制作の殆どが完結できます。
映像音楽やゲームのBG、TV番組やラジオ用のライブラリ音源を制作される作曲家やアレンジャーはULTIMATEが向いているかもしれません。

製品URL : https://shrsl.com/39hdq

筆者が購入したのもこの「ULTIMATE」です。
収録されている音源は普段の業務でも高頻度で使用しており、ソロインストゥルメントのデッドなホーンサウンドは様々なプロダクトで活躍しております。

ドラムやベース、ギター、民族楽器やエフェクト類なども豊富なラインナップが追加され、あらゆるジャンルの楽曲でレーベルクオリティの制作に耐えうる最強のバンドルと言えるでしょう。

BRASS COLLECTION 解説動画

当バンドルから収録された「SYMPHONY ESSENTIALS」シリーズはかなり使い勝手の良いリアルなクラシカルインストゥルメントです。
特に「SYMPHONY ESSENTIALS – STRING ENSEMBLE」はディビジョン(小編成)で鳴らす事が可能で、小回りの効く美しいレガートを楽曲に取り入れる事ができます。

オーケストレーションを組む際に細かな表現に耐えうる木管楽器や、金管楽器、打楽器が用意されており、オーケストラ編成の楽曲制作もこのバンドル一つで完結できます。

DAMAGE 解説動画

その他にも便利なシネマティック音源は、世界中の制作現場で作曲家やアレンジャー達に重宝されています。
特に「DAMAGE」のアクロバティックなシーケンスは様々なアクション映画やTV番組、ゲーム等でそのサウンドを確認できます。

Session Horns Pro 解説動画

「KOMPLETE 12 バンドル」に収録されていた「Session Strings 2」「Session Horns」が、ULTIMATEからは「Session Strings Pro 2」「Session Horns Pro」にアップグレードされ、かなりリアルなストリングスセクションやホーンセクションが組めます。

KOMPLETE 12 ULTIMATE Collector's Edition

KOMPLETE 12 ULTIMATE Collector’s Edition

KOMPLETE 12 ULTIMATE Collector's EditionはNative Instruments社の15周年を記念して組まれた特大パッケージです。
KOMPLETE 12 ULTIMATEに収録されている全製品、SYMPHONY SERIES COLLECTIONに加え、50ものExpantiosnsが収録されており、正に「コンプリート」の名に相応しいNative Instruments史上最大のバンドルと言えます。
トラックメイカーやLIVEを行うミュージシャンの方は、豊富なExpansionが収録されているULTIMATE Collector’s Editionが向いているでしょう。

製品URL : https://shrsl.com/39hdw

シネマティック寄りだったULTIMATEに「Machine 2(KOMPLETEには含まれません)」や「Battery 4」で使える30ものExpansionsが追加され、トラックメイカー達にも嬉しいコレクションが揃います。

このExpansionsは特にLIVE用のサウンドメイキングにはかなり重宝するため、活動の幅を広げてみたいといったプロユーザーにオススメします。


以上、4つのKOMPLETE 12バンドルの紹介でした。
安価でプロクオリティのサウンドを構築できる、非常に素晴らしい製品です。
まだお持ちでない方や、購入しているけどもアップグレードを迷っている方は、KOMPLETE 12の購入・アップグレードを検討してみてはいかがでしょうか。

記事の担当 遠藤 洋徳/Endo Hiroshi

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