【最速レビュー】iLoud Sub|市場最小クラスのサブウーファーが低域モニタリングの常識を変える!?
25Hzまでの超低域再生と自動キャリブレーション機能を搭載
「サブウーファーを追加して、本当にミックスが変わるの?」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
EDMやHip-Hop、映画音楽など低音が重要なジャンルでは、通常のモニタースピーカーだけでは再生しきれない超低域の確認が欠かせません。
IK Multimediaの「iLoud Sub」は、市場最小クラスのサイズながら25Hzまでのディープな低域を再現できるサブウーファーです。
さらに、内蔵のARC X(ルーム補正機能)により、接続したメインスピーカーと合わせてシステム全体を自動でキャリブレーションできる点が大きな特徴となっています。
iLoud Sub レビュー動画
そもそもサブウーファーって必要?
サブウーファーを導入するかどうかは、多くのクリエイターが悩むポイント。
ここでは、サブウーファーの基本的な役割と導入のメリットについて整理します。
サブウーファーとは
サブウーファーは、超低音専用のスピーカーです。
目安として20〜80Hz前後(機種によっては〜120Hz)の帯域を担当し、普通のモニタースピーカーが苦手な低い帯域を補います。
サブウーファーを追加するメリット
サブウーファーを導入することで、キックやベースの一番低い成分まで確認しやすくなり、低域のかぶり(濁り)や不要な重低音ノイズを発見しやすくなります。
また、低音の仕事をサブウーファーに分担できるため、メインスピーカーの中低域がより明瞭に聴こえるようになります。
EDM、Hip-Hop、映画音楽など低音が重要なジャンルでは、判断精度の向上が期待できます。
リスナー環境とのずれは問題ない?
「サブウーファーを追加すると、一般的なリスナー環境とずれてしまうのでは?」という懸念はもっともです。
ただし、サブウーファーの目的は「リスナー全員の再生環境を再現すること」ではなく、制作者が低域を正確に把握することにあります。
問題を避けるには、サブON / OFF両方でチェックする、イヤホンや小型スピーカーでも確認する、聴こえにくい超低域(例:30Hz以下)を整理する、といった点を徹底することが重要。
こうすれば、どこで聴いても破綻しにくいミックスを作ることができます。
基本的にあったほうが良い?
低音が重要なジャンルを制作するなら、サブウーファーがあると有利です。
ただし必須ではなく、部屋の音響調整やレベル / 位相調整が不十分だと、むしろ判断を誤ることも。
「低域重視の制作をする」かつ「正しくセッティングできる」なら、導入価値が高いと言えます。
iLoud Subの主な特徴
iLoud Subは、コンパクトなサイズと本格的な性能を両立したサブウーファーです。
主な特徴を見ていきましょう。
25Hzの低域再生と200Wピーク出力を両立
iLoud Subは、周波数特性25〜150Hz(-6dB)をカバー。
6.5インチの高性能アルミニウム・ウーファーと2つのパッシブ・ラジエーターの組み合わせにより、コンパクトな筐体でも深い低域を再生します。
さらに高効率なClass‑Dアンプを搭載し、160W RMS(200Wピーク)の出力を実現。
40Hzでの最大音圧レベルは106dBピークに達し、3〜7インチのニアフィールド・モニターと組み合わせることで、バランスの取れたフルレンジ・モニタリング環境を構築できます。
市場最小クラスのコンパクト設計
本体サイズは24.4×25×28.3cm、重量は7.1kgと、市場最小クラスのコンパクト設計。
デスクトップ環境や小規模スタジオなど、スペースに制約がある環境でも導入しやすいサイズとなっています。
ARC Xによる自動キャリブレーション
iLoud Sub最大の特徴は、ARC X(音場補正機能)を内蔵している点です。
付属のARC測定マイクを使用して、部屋の音響特性を測定し、iLoud Sub本体だけでなく、接続したL / Rスピーカーを含めたシステム全体を自動でキャリブレーションできます。
メーカーを問わずあらゆるモニターとの組み合わせに対応しているため、現在お使いのスピーカーをそのまま活かしながら、プロフェッショナルなモニタリング環境を構築できます。
部屋の音響調整が不十分でサブウーファーの導入を躊躇していた方にとって、この自動キャリブレーション機能は大きな魅力となるでしょう。
豊富な接続オプション
iLoud Subは、あらゆる接続方法に対応しています。
アナログ入力はXLRとRCAに対応しており、オーディオインターフェイスやミキサーからの接続が可能。
出力はXLRとRCAを備えているため、メインスピーカーへの出力もiLoud Sub経由で行えます。
USB接続では、USBデジタル入力(44.1 / 48 / 88.2 / 96kHz対応)に対応しており、PCと直接接続してオーディオインターフェイスなしでも音を出すことが可能です。
また、Bluetooth(SBC/AAC対応)のワイヤレス再生にも対応しており、外部デバイスとペアリングしてリファレンス再生を行えます。(接続可否は機種・環境により異なる場合があります)
システム要件
Mac
・OS:macOS 11以降
・CPU:Apple M1またはIntel Core i5以上
・対応フォーマット:AAX、AU、VST3
Windows
・OS:Windows 10以降
・CPU:Intel Core i5以上
・対応フォーマット:AAX、VST3
・オーディオドライバ:ASIO
共通
・メモリ:4GB以上のRAM
・GPU:OpenGL 2準拠
・測定用オーディオI/O:ファンタム電源対応のCore Audio/ASIO互換インターフェイス
・測定時サンプリングレート:44.1kHzまたは48kHz
価格
iLoud Subの販売価格は115,500円(税込)です。
本体には、ARC測定マイクが付属しています。
市場最小クラスのサイズで25Hzまでの超低域を再現し、さらにシステム全体の自動キャリブレーション機能まで搭載したiLoud Sub。
低域の精度を高めたい方、スペースに制約がある環境でサブウーファーを導入したい方は、ぜひチェックしてみてください。
※価格は2026年2月時点の情報です。
最新の価格は販売サイトでご確認ください。
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