Configureを使ってプラグインのパラメーターをモーフィングさせる Ableton Live Tips
2つのパラメーターの組み合わせて動かせる「Configure」
Ableton LiveでMASSIVEなどのインストゥルメントをドラッグ&ドロップすると、
表示されるXYパッド型のツール「Configure」。
これを使うと2つのパラメーターを組み合わせて複雑に動かすことが出来ます。
制作時だけでなく、ライブパフォーマンスでも威力を発揮します。
使い方はとても簡単ですので、ぜひここで覚えていただければと思います。
「Ableton Live Tips」Configureを使ってプラグインのパラメーターをモーフィングさせる
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パラメーターのアサイン
まずはConfigureを有効にし、アサインしたいパラメーターを決めます。
①をクリックし、デバイスタイトルバーを表示させます。
その後、②「Configure」をクリックして点灯させます。
次に、インストゥルメント側でアサインしたいパラメーターをクリックします。
すると、このようにConfigure側にもパラメーターが表示されます。
続いて、X軸/Y軸へのアサインです。
パッド下の「none」と書かれている部分は、左がX軸、右がY軸に対応しています。
まずはX軸に割り当ててみましょう。
この状態でパッド上の黄色い点を水平に動かすと、アサインしたパラメーターが連動して動きます。
同様の手順を繰り返し、Y軸にも設定します。
設定が完了したらもう一度「Configure」ボタンを押し消灯させておきます。
これで、パッド上の黄色い点を縦横に動かせば、2つのパラメーターを同時に動かし、
面白い効果を得ることができます。
※このような操作を一般的に「モーフィング」と言います。
Configureのオートメーション書き込みについて
Configureでモーフィングさせた動きは、もちろんオートメーションとして書き込み可能です。
「オートメーションアーム」と「オーバーダブ」がONになっていることを確認して、
レコーディングしながらモーフィングすればOKです。
2つのパラメーターが同時に書き込まれます。
ここで一点注意点ですが、オートメーション編集のコツと注意点でも触れた通り、
他社製のプラグインのオートメーションは、保存して開き直した後は、無効になってしまいます。
その際は多少手間ですが、
Configure上のパラメーターを右クリックし、
「オートメーションを再び有効にする」を選択してください。
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