Prominy Hummingbird 使い方① ストラムとアルペジオ
リアリティを追求したアコースティックギター音源
Prominiy社から発売されている「Hummingbird」は、実際に演奏されたコードが収録されていたり、
豊富なアーティキュレーションが用意されていたりと、極限までリアリティを追求した
アコースティック・ギター音源となっています。
その分使い方が難しいのでは?と思われる方も多いかと思いますので、
基本的な要素と表現方法について解説していきます。
第1回目は、アコギの基本奏法「ストラム」と「アルペジオ」について取り上げます。
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事前準備:KONTAKTの設定
Hummingbirdは、そのリアルさゆえに、比較的大きな容量のメモリを要します。
そのため、メモリを圧迫しすぎないよう、まずKONTAKTのオプション設定を行います。
- KONTAKT上のメニューからOptionsを開き、「Memory」タブを選択します
- 下にある「Instrumental preload buffer size」のチェックを入れます
- 「Override Instrument's preload size」を6.00KBもしくは12.00KBとします
Hummingbirdの立ち上げ
KONTAKTとのライブラリーから選択して立ち上げますが、幾つかのタイプがあります。
- 「L」と付くもの:ラージダイアフラムマイクで録った音色
- 「S」と付くもの:スモールダイアフラムマイクで録った音色
- 「doubletrack」と付くもの:2度に分けて録り、左右に振り分けた音色(stereoのみ)
- 「stereo」と付くもの:2本のマイクで録った広がりのある音色(stereoのみ)
- 「lite_version」:リアルサンプルコードを使わない省メモリバージョン
キー配置
Hummingbirdを立ち上げると、上のような画面が表示されます。
実際に音を出すために、キーボードを表示して確認していきましょう。
E3〜C7は「ノーマル・キー」と呼ばれ、コードのルート(根音)をここで指定します。
ストラム・キーの配置は以下の通りです。
- C2,C#2: ストラムダウン、アップ
- D2,D#2: 4〜6弦ミュート ダウン、アップ
- F#2,G#2: 4〜6弦ダウン、アップ
- A#2,C#3: 1〜3弦ダウン、アップ
アルペジオ・キーは、E2、G2、A2、B2、C2、D2の順に、6〜1弦を弾きます。
コードの種類の指定
Hummingbirdでは、ノーマルキーでコードのルートを指定し、
メジャー、マイナー、7thといったコードの種類は別途指定する形になっています。
コードの種類を指定するには、画面左上の「Instrument」で行います。
キースイッチとして、黒く表示されたC-2〜E1で切り替えを行うことができます。
Instrumentキースイッチの確認・変更
Instrumentキースイッチを確認・変更するには、まずOptionsタブを選択し、右下のメニューから
「inst select key」を選択します。
すると、各キースイッチの対応が表示されます。
鍵盤左にカーソルを当てると表示される▶︎マークから、対応を変更することもできます。
打ち込み
それでは、実際に打ち込みを行ってみましょう。
例えば、「Cadd9」コードを入れる場合、以下のようになります。
上のノートがCを表すノーマル・キー、下がadd9を指定するキースイッチです。
キースイッチが確実に入るよう、ノーマル・キーよりも少し前に置きましょう。
コードチェンジのタイミングで、同じように打ち込んでいけばOKですが、
オープンコードとバレーコードを使い分けたいケースも出てくると思います。
方法は以下の通りです。
オープンコードの指定は、フレットボード画面の中央上、「prefer open/low」というボタンで行います。
このボタンはMIDI CCでは#21にアサインされていますので、演奏中に変更することも可能です。
コードやオープンの指定等を行った後は、ストラム、アルペジオ等のキーを打ち込んで、
リズムを追加していきましょう。
ストラムやアルペジオのキーに対してベロシティを設定することで、
細かな演奏ニュアンスを表現することができます。
次回は、さらに表現を豊かに行う方法について解説しますので、ご期待ください。
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