Waves Kramer Master Tape 使い方 デジタル臭さを解消!!テープシミュレーター
デジタル臭さを解消!!テープシミュレーター Kramer Master Tape
ミックスを行っていて、どうしてもデジタル臭くなってしまう。。
ということはありませんか?
そのような悩みが「Kramer Master Tape」で解消されるかもしれません。
「Kramer Master Tape」はアナログのテープをシミュレートするプラグインです。
トラックに対して、
「温かさ」と「太さ」を与えることができ、デジタル特有の硬い質感を緩和させることができます。
楽曲にもう一味深みを加えたい。という際なども重宝します。
ここでは「The Beatles_Penny Lane」を題材にし、
「Kramer Master Tape」を適用していきたいと思います。
Kramer Master Tapeの解説
Beatles風 ピアノサウンドの解説
Kramer Master Tape詳細解説
- SPEED : テープの回転速度を決定します。
早い方(右)が高音域が豊かに、遅い方は低音域が豊かに再生されます - BIAS : ノイズなどを抑えるために高い周波数を混ぜます。
これも多い方(右)が高音域が豊かに、少ない方は低音域が豊かに再生されます
とても味のあるDelayを使用できます。
個人的な意見となってしまいますが、このDelayが今まで触ってきたDelayの中で一番好みです。
非常にお勧めです!
- DELAY TIME : やまびこのスピードをミリセカンドで調整する事ができます
- FEED BACK : やまびこの繰り返し回数を指定します。高くしすぎると永遠と鳴り続けます
このプラグインの肝となる部分です。
サウンドをわずかに歪ませることで、温かく太いサウンドメイキングを行います。
- RECORD LEVEL : 上げていく事でボリュームによる歪みが発生します。
自動で「PLAYBACK LEVEL」が下がり過度な音量変化を防いでいますが、
中央の鎖マークをクリックすることで個別に設定を行う事も可能です。 - FLUX : 上げれば上げるほど、テープヘッドが磁気飽和を起こしサウンドが歪みます。
上記とはキャラクターが異なる歪みですので、カッコいい部分を組み合わせていきます
勿論、あえて過激に歪ませるサウンドメイキングもありです。
色々と実験してみてください!
このような記事も読まれています
- CATEGORY:
- ミキシングプラグイン解説