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Waves SuperTapを使用した簡易ダブルトラック

簡易ダブルトラックの作り方

今回はWavesの「SuperTap」を使用したアレンジをご紹介させていただきます。

そもそもダブルトラック(ダブルトラッキング)とは、昔から使用されているアレンジ方法で、
同じ演奏を2度(もしくはそれ以上)録音し、その微妙なズレを利用して音に厚みを付ける手法です。

また、トラックを複製して、ピッチやタイミングをズラすなどもありますが、
それをSuperTapを使用して簡単に行う方法を解説致します。

「前半_ノーマル 後半_処理後」

サウンド作成

製品の購入:https://bit.ly/2xZxoli

DAW別の設定

DAWにより設定が少し異なります。

Cubaseの場合

SuperTap

ステレオトラックに、オーディオ素材(モノラル)を移動させます。

SuperTap 2

インサートからSuperTap 2-Taps Stereoを選択します。

ProTools/Logicの場合

SuperTap 4 3 1

モノラルトラックのインサートに直接SuperTap 2-Taps(mono/stereo)を挿入します。

SuperTapの設定

SuperTap 3

  • 1_Directと1つのTapを使用し、左右(L-R)に振り切ります
  • 2_Gridを「Sixteenths」→「Free」へ変更します
  • 3_Tap1のDelayを「20」付近に設定します

また音量が大きくなるため、「Gain」を下げておきましょう。 

SuperTap 5 1

「SuperTap 2-Taps(mono/stereo)」の前後でモノラル/ステレオ処理が変わりますのでご注意下さい。
※「SuperTap」以降のプラグインは全て「ステレオ」を選択します 

記事の担当 大鶴 暢彦/Nobuhiko Otsuru

Sleepfreaks DTM講師 大鶴 暢彦
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