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トップページ > Cubaseの使い方 上級者編 > 72_MIDIモディファイアーで打ち込みをコントロール
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MIDIモディファイアーで打ち込みをコントロール Cubase 使い方

様々なMIDIコントロールを一瞬で

MIDI

Cubaseの「MIDIモディファイアー」を使用することで、
簡単かつ素早く打ち込みを調整することが可能です。

強弱、音程、長さ、ランダム などをコントロール可能です。

MIDIモディファイアーの表示

モディファイアー

インスペクタの「MIDIモディファイアー」をクリックすることで設定を行います。

表示されない場合は??

MIDIモディファイアー

インスペクタ部分を「右クリックし」
メニューより「MIDIモディファイアー」へチェックを入れます。

MIDIモディファイアー 基本部分

MIDIモディファイアー基本部分

  • 移調_1半音単位でトランスポーズさせます
  • Velシフト_現在のベロシティに数字を加える、または差し引きます
  • Vel圧縮_現在のベロシティを「1/2」など圧縮します。この場合、ベロシティは半分になります。
    「3/22」など複雑な数字も可能ですし、「2/1」と数字を逆にすることで2倍のベロシティにすることも可能です。
    演奏の強弱関係を保ったまま全体強弱を変更する際に便利です
  • 長さの圧縮_上記ベロシティをそのままMIDIノートの長さに置き換えたものとお考えください

MIDIモディファイアー ランダム部分

ランダム

ランダムを使用することで、人間が演奏したような揺らぎを与えることができます。
同じイベントでも演奏される度に毎回異なる揺らぎが発生します。

左部分より「ランダム化する項目」を選択し、右から「ランダムの幅」を決定します。
ここでは「ベロシティ」をランダム化しています。

  • min : 演奏される最低値となり「0」で下がらない。
    ここでは「-10」となっているため、現状のベロシティ「-10」の範囲で演奏される
  • max : 演奏される最高値となり「0」で上がらない。
    ここでは「20」となっているため、現状のベロシティから「+20」の範囲で演奏される

MIDIモディファイアー 範囲

範囲

範囲を指定することで、それに含まれないMIDIノートを演奏させないことが可能です。

左部分より「範囲基準となる項目」を選択し、右から「音を鳴らす条件」を決定します。
ここでは「音程」を基準に設定を行ってみます。

「mix」と「max」を指定すると、その間以外の音は鳴りません。
特定のノートを排除してプレビューしたい場合に便利です。

MIDIモディファイアー 注意点

  • この設定はトラック全体(全イベント)に適用されます。イベントごとには適用されません
  • 演奏は変化しますが、実際のMIDIノートに変化は起こりません。
    この変化を固定させる場合は以下を実行します

MIDIモディファイアーのフリーズ

モディファイアーを組み込みたいトラックを選択し、
上メニュー 「MIDI」→「MIDIモディファイアをフリーズ」を選択します。

これで「MIDIイベント」へ設定した値が組み込まれます。