ベロシティの調整 Ableton Live 使い方
最新のLive 12 動画・記事はコチラから
フレーズに強弱をつける
前項では「クリップ」に「ベースフレーズ」を作成しました。
フレーズ作成後に行なう作業が
音楽の重大要素「強弱」の設定です。
このMIDIノートにつける「強弱」のことを「ベロシティ」と呼びます。
「ベロシティ」を設定することで、
フレーズの「ノリ」が良くなり、楽曲クオリティを向上させることができます。
ベロシティの調整
※7分18秒〜解説を行なっています。
ベロシティの変更方法
この赤囲み部分が「ベロシティ」を表しており、
「上下ドラッグ」を行なうことで変更が可能です。
ベロシティには値があり「1〜127」の間で調整を行ないます。
- 上に行けば行くほど音量が大きくなり(数字が大きい)
- 下はその逆となり音量が小さくなります。(数字が小さい)
現在のベロシティ値はMIDIノートの上に表示されます。
複数のMIDIノートを一斉に選択し、同時に変更も可能です。
ここで1つ覚えておくと便利な操作があります。
- Mac : Command
- Windows : Control
これにより、MIDIノートから直接ベロシティの変更を行なうことができます。
「ベロシティ変更前」
「ベロシティ変更後」
このようにノリが良くなっていることが確認できます。
このような記事も読まれています
効率的なベロシティ設定術 Ableton Live Tips
個別に一つ一つ行うのは少し手間がかかります。ここではベロシティを簡単に一括調整する方法をご紹介します。
ベロシティで簡単音色切り替え Ableton Live Tips
Liveの「Rack」という概念を使用すると、MIDIベロシティ値に様々なパラメーターを連動させることができます。印象的な派手なエフェクト効果から、隠し味程度のヒューマナイズ効果など、アイディア次第で様々なバリエーションを作り込むことが可能です。
グルーブ機能でノリを作る
Liveに備わっている様々な「グルーブプリセット」をコントロールすることで、打ち込みフレーズの「タイミング」「ベロシティ」「長さ」が自動調整されます。
生っぽいドラムの打ち込み(ベロシィティ編)
音楽にとって重要な要素「強弱」この部分を整えておくと、上に乗る楽器達の聴こえ方も変わってきます。ここではそのコツを解説していきます。
EDM ハイハットの打ち込みテクニック
ハットを左右に分けて配置することで、様々なグルーブ感を演出することができます。その一例を解説していきます。