Progressive HouseやTrance制作でノイズを効果的に活用するには、単なるホワイトノイズの挿入ではなく、EQやディストーション、サイドチェインコンプレッサーといったプラグインを組み合わせた音作りが重要です。この記事では、ノイズの基本的なMIDI入力方法から、楽曲の隙間を埋めて厚みを出すための実践的なサウンドメイキング技法まで、Logic、Cubase、Ableton Live、Native Instrumentsなど主要DAWの標準シンセを活用した具体的なテクニックを解説しており、初心者でも簡単に質の高いノイズサウンドを制作できるようになります。
ノイズ・テクニック

Progressive HouseやTranceを制作してみたい方に、
よく使われる音色のMIDI入力のポイントをご紹介いいたします。
前回のベースに引き続き、今回はノイズに関して解説いたします。
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役割と音色の選択
ノイズはエフェクトと組み合わせSEとして使えたりと万能です。
今回の役割は、楽曲の隙間を埋めて厚みをつけることです。
多くのDAW標準のシンセにも付いているホワイトノイズ等を使用します。
Logic:ES2
Cubase:RETROLOGUE
Ableton Live:Operator
Native Instrument:MASSIVE
MIDI入力
ノイズは音程を持っていませんので入力するノートの音程はどこでもOKです。
隙間を埋めたい分の長さのノートを入力し、エフェクトで音を作っていきます。
*参考曲のパートでは8小節分入力していますが、展開に合わせて抜き差しすると良いと思います。
プラグインで音に変化をつける
ノイズの音そのままでも良いのですが、全帯域に分散していますので特徴をつけてみましょう。
ここではまず、不要な低域はEQを使用してカットして音を軽めにします。
次に、プラグインシンセのアンプ部で、サチュレーションやディストーションを通している場合に、
高域が耳につく事が多いので同様に抑えます。(ディエッサーも有効)
さらに、楽曲のキーに合わせて幾つかのポイントを突いて上げます。
これだけでも単純なノイズとは一味違う感じになります。
最後に、4分のタイミングでサイドチェインコンプレッサーをかけて動きをつけるのも有効です。
*参考曲ではWaves:OneKnob Pumperで同様の効果をつけています。
プラグインを使用せずサイドチェインを適用するには以下をご参照ください。
https://sleepfreaks-dtm.com/dtm_word/side_chain/
よくある質問
Q1. Progressive HouseやTranceでノイズを使う際、MIDI入力で気をつけることはありますか?
ノイズは音程を持たないため、入力するノートの高さはどこでもOKです。重要なのは楽曲の隙間を埋めたい長さのノートを入力し、その後EQやエフェクトで音を整形することです。展開に合わせて抜き差しすると効果的です。
Q2. ノイズをそのまま使うとどのような問題がありますか?
ノイズは全帯域に分散しているため、そのまま使用すると特徴に欠けます。EQで低域をカット、ディエッサーで高域を抑制し、楽曲のキーに合わせて強調することで、より完成度の高いサウンドになります。
Q3. サイドチェインコンプレッサーでノイズに動きをつけるメリットは何ですか?
4分のタイミングでサイドチェインをかけることで、ノイズが楽曲のグルーヴに同期し、ドラムやベースと一体感のある躍動的なトラックになります。Waves OneKnob Pumperなどで簡単に実現できます。
記事の担当 田澤 伸浩/Nobuhiro Tazawa
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