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Wave Shredder Nano 使い方 グリッチエフェクト活用法

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音量と歪みをコントロールして個性的なサウンドを生み出す

Wave Shredder Nano

Wave Shredder Nanoは、ボリュームをコントロールするゲートと、音楽的な歪みを生み出すことができるプラグインです。

EDMで頻繁に使用されるグリッチ効果を作成したり、トラックに味や太さを加えたいという場面で非常に重宝します。
それでは実際にそのサウンドと使用方法を確認していきましょう。

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このキャンペーンステッカーが貼付された「URシリーズ」
もしくは「Cubaseシリーズ」を購入すると、
高品質なプラグインを多数リリースしているA.O.M.社から4つのプラグインがプレゼントされます。

※ダウンロード期限は1ヶ月延長となり8月31日までとなりました。
※製品は64bit版Cubaseシリーズでご使用いただけます。

Wave Shredder Nano 解説動画

  1. 1Invisible Limiter Nanoの活用法と楽曲音圧の最適化
  2. 2Tau Compressorの活用法
  3. 3Wave Shredder Nano グリッチエフェクト活用法
  4. 4009VU(VUメーター)の活用法

Wave Shredder Nanoのサウンドエディット

Wave Shredder Nanoは3つのセクションからサウンドメイキングを行っていきます。
どのパラメーターも重要な意味を持ちます。

Gateセクション

スレッショルドノブで指定したレベル以下のサウンドに効果を与えます。

Wave Shredder Nano

スレッショルドノブを調整し、

Gate

波形に対してのスレッショルドを調整します。
この値を下回ったサウンドに対して効果を与えます。

Wave Shredder Nano-3

スレッショルド値を下回った際、サウンドに与える効果をこのGate Modeから指定します。

Gate-1

「Zero」を選択した場合、スレッショルド以下のサウンドがカットされて無音となります。
これはエフェクトのゲートに非常に近い効果となります。
また、スレッショルドノブを上げていくことで、スレッショルド以上のサウンドに対して歪みが付加されていきます。

このブツ切り感や、歪みを利用することでグリッチサウンドを作り出すことができます。

DC-1

「DC」を選択した場合、スレッショルド以下のサウンドがスレッショルド値と同じボリュームまで引き上げられます。

これにより、サウンドが太くディストーションのような歪みを得ることができます。

Dry/Wet(Mix)セクション

上記のGateセクションで作成したサウンドと、プラグイン適用前の元サウンドをブレンドすることができます。
サウンドニュアンスを微調整し、楽曲に最適な形に仕上げていきます。

Wave Shredder Nano-1

  • Dry : プラグイン適用前の元サウンド
  • Wet : プラグイン適用後のサウンド

Gateセクションで歪みを強めに設定しておき、Dry成分を混ぜることで、原型を崩さずに歪みの効果を与えることもできます。

サウンドにブツ切り感を与えるグリッチサウンドは、元サウンドを鳴らしたくないため、Wetを100%に設定します。

LPFセクション

ローパスフィルターを使用することで、高域を削ってサウンドをマイルドにすることができます。
トラックをオケに馴染ませたいという場合にも最適です。

Wave Shredder Nano-2

ノブを回し、カットする帯域を探っていきます。

EQ

フィルターの動きとしては、このイメージとなります。
ギラギラしすぎて耳に痛いサウンドに対しても有効なため、オケと一緒に再生しながら効果を調整してください。

ローパスフィルターはDry/Wet成分の両方に作用します。

Wave Shredder

Wave Shredder

製品が気に入った場合は上位版にあたる「Wave Shredder」もお試しください。

  • チョップ機能を使用して、より緻密な歪みをコントロール
  • ビットクラッシュによるローファイサウンド
  • ボリュームを便利にコントロールできるゲインノブやオートゲインボタンを搭載

など。
トラックに更なるサウンドバリエーションを加えることができます。

記事の担当 大鶴 暢彦/Nobuhiko Otsuru

Sleepfreaks DTM講師 大鶴 暢彦
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