Studio One Pro 7が登場!新サービスと価格改定の特徴を分かりやすく解説
より多くのツールを手軽に!ユーザーの声を反映した新プラン
Studio Oneのメジャー・バージョンアップ「Studio One Pro 7」がリリースされました。
今回のリリースでは、エディションの構成と価格体系が見直され、新しいプランが導入されています。
この記事では、Studio Oneの新サービスの詳細について解説します。
Studio One Pro 7 新機能解説
製品ラインナップを一新 Proエディションへ統合
Studio One Pro 7では、これまでの製品ラインナップが大幅に変更されました。
無料版のStudio One PrimeおよびStudio One Artistエディションが終了し、Proエディションのみの提供となります。
Studio One Proには、
- Audio Batch Converter: 複数ファイルのフォーマット変換やオーディオ処理を簡単に行えるツール
- Deep Flight One: ビンテージシンセやフィールドレコーディングを使った独創的なサウンドライブラリ
- Deep Flight One Extended: Deep Flight Oneを拡張した新しいサウンドライブラリ
- Lead Architect: Studio Oneのモジュラーシンセを基にしたインストゥルメントプラグイン
などを含む、すべての拡張機能やインストゥルメントが収録されています。
この変更により、ユーザーは複雑な選択をすることなく、フル機能のエディションを利用できるようになります。
リリースサイクル変更で機能更新がよりスピーディに
Studio Oneはこれまで、約2年ごとにメジャーバージョンをリリースしてきました。
次回のリリースは2025年初旬を予定しており、その後は年間3~4回の機能リリースを行う方針です。
これにより、ユーザーは新機能をより頻繁に体験でき、常に最新の制作環境を維持することが可能になります。
また、今後のバージョン表記も「2025年4月バージョン」のように、リリース月を基準とした表示となり、より分かりやすくなります。
新価格とアップグレードプラン
価格も改訂されており、Studio One Pro 7の永久ライセンスは199.99ドルと、従来よりも価格が引き下げられました。
手の届きやすい価格帯となり、新たにStudio Oneを導入する方にとって魅力的な選択肢となっています。
また、既存ユーザー向けのアップグレード価格は149.99ドルで提供されます。
なお、2024年8月1日以降にStudio One 6 Proを購入された方は、来年の機能リリースを含むStudio One Pro 7へのアップグレードが無償で適用されます。
アップデートの仕組みとライセンス権利
Studio One Pro 7を購入すると、購入日から1年間は新機能の追加が無料となり、常に最新のソフトウェアを使用することができます。
また、1年を経過しても、すでに利用中の機能は引き続き使用可能です。
ただし、その後の新機能の利用には、アップグレードライセンスの購入が必要となります。
新サブスクリプション Studio One Pro+
現在のサブスクリプションプランは「Studio One Pro+」となり、年間179.99ドルで継続されます。
このプランに加入することで、すべての新機能を利用できるほか、クラウド上のループやサンプルなどのツールにもアクセスできます。
このように、Studio Oneは常に最新の機能と制作ツールを活用できる環境を維持しながら、音楽制作を効率的に進められるようになりました。
ぜひ、この機会にStudio One Pro 7を体験し、新たな音楽制作環境を手に入れてください!
また、新機能の解説はこちらの記事で徹底解説しています。
併せてご覧ください!
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