オートクオンタイズを使用する ProTools の使い方
録音→クオンタイズの流れを自動化
MIDI鍵盤などを使って録音した場合、
小節や拍に対し、どうしてもリズムがズレてしまいます。
その際、「クオンタイズ機能」を使用しリズム修正を行いますが、
毎度この「クオンタイズ」をかけるのが面倒な場面もあります。
ここで役立つのが「オートクオンタイズ機能」です。
その名前通り、録音した演奏データを自動でクオンタイズしてくれます
ProTools オートクオンタイズ設定方法
トラック表示アイコンをクリックし、赤囲みの表示ボタンをクリックします。
「リアルタイムプロパティ」を選択します。
「リアルタイムプロパティ」とは
録音時、もしくは録音済みのデータ内容を簡単に変更できるパネルのことです。
赤囲みの「クオンタイズ(QUA)」ボタンを点灯させます。
その隣の音符マークから演奏する最小音符を選択します
この概念は通常のクオンタイズと同様です。
「Swing」では「0%〜100%」でリズムの跳ね具合を決めることができます。
0で完全なストレート。 100で完全な跳ねになります
三連符(Triplet)/ スウィング(Swing)の説明
この値を調整し、ノリを作っていくのもオススメです。
そして、この状態のまま録音を開始します。
このように鍵盤を弾いて録音したものでも、全てジャストの位置に録音されます。
非常に便利ですね。
またこのクオンタイズは上記「QUAボタン」を押すことで、いつでも解除することができます。
クオンタイズ結果が気に入らなかった場合も、演奏し直す必要はありませんので、安心してください。