DTM初心者講座 MIDIの基礎知識 2
MIDIの基礎知識では、音楽制作を効率化するためにパラメーターと数値の理解が不可欠です。MIDIは16進数を採用しており、MIDIチャンネルは最大16チャンネル、ベロシティは0~127の128段階で音の強弱を表現します。また、時間管理の最小単位であるティック、そしてボリュームやパンなどを制御するコントロールチェンジ(CC)の仕組みを把握することで、DAW上での作曲作業がスムーズに進み、より細かいニュアンス表現が可能になります。
MIDIで使用されるパラメーターと数値

前項に続きMIDIの基本知識を解説していきます。
今回は、MIDIで表現することができるパラメーターと数値です。
この辺りを把握していただければ、作曲はかなりスムーズに進めることができます。
それでは解説へ入っていきます。
解説動画
- 1MIDIの基礎知識
- 2MIDIの「パラメーターと数値」について
- 3ソフトシンセ/プラグイン DAW対応規格の注意点
- 4オーディオインターフェイス選びの注意点
- 5サンプラー 1 素材をサンプリングしてリズム楽器を作る
- 6サンプラー 2 素材から音程楽器を作る
- 7ピアノロールとリズムの読み方 1
- 8ピアノロールとリズムの読み方 2
- 9ピアノロールとリズムの読み方 3
- 10必ず合わせたい楽曲の基本チューニング
- 11連符について
2進数、10進数、16進数について
MIDIメッセージは16進数が使用されています。
そのため、DAW上の数値(10進数)では16の倍数で区切られていることが非常に多いです。
- 「2進数」→「コンピューター」で使用されている
- 「10進数」→「日常生活の数の数え方」
- 「16進数」→「MIDI」
「0」と「1」の2種類の数字で表す。
「0」から「9」までの10種類の数字で表す。
「0」から「9」と「A」から「F」の16種類で表す。

「MIDIチャンネル」「ベロシティ」「タイミング(ティック)」など。
16の倍数で構成されています。
数値は「16」で一区切りが基本

MIDI音色を変更する、「MIDIチャンネル」は最大16チャンネルです。

音の強弱を示す「ベロシティ」も「0〜127」の「128段階」で表現されています。
ベロシティは値が大きくなればなるほど、音が大きくなり、
演奏上のニュアンスにも影響を与えます。
ベロシティの変更方法
時間管理の最小単位「Tick」

「Tick(ティック)」とは、MIDIで使用される単位で、
一般的に4分音符の長さを「480ティック」または「960ティック」として考えます。
DAWのMIDI設定でこの概念を変更可能です。
Tick(ティック)の解説
「CC」コントロールチェンジについて

MIDIの演奏では、ボリュームやパン、モジュレーションなど様々な操作が行えます。
またソフトシンセのパラメーターを、お手持ちのMIDIコントローラーから制御する事も可能です。
各項目とコントロールNoは予め決まっています。
- CC1 モジュレーション : モジュレーションホイールを変更します
(ビブラート、音量などソフトにより効果が変化) - CC7 メインボリューム : ボリュームを変更します
- CC10 パン : 左右の定位を変更します
- CC11 エクスプレッション : アーティキュレーションボリュームを変更します
- CC64 サスティーン : サスティーンペダルのオンオフを指定します
よくある質問
Q1. MIDIで使われる16進数と10進数の違いは何ですか?
MIDIメッセージは16進数を使用し、0~9とA~Fの16種類の数字で表現されます。一方、DAW上では日常生活と同じ10進数を使用するため、MIDI数値は16の倍数で区切られていることが多いです。これにより、MIDIチャンネルやベロシティなどのパラメーターが整理されます。
Q2. ベロシティが大きいほど音が大きくなるというのは本当ですか?
はい、その通りです。ベロシティは0~127の128段階で表現され、値が大きくなるほど音量が大きくなります。また、ベロシティの値は単なる音量だけでなく、ピアノやドラムなどの楽器の演奏ニュアンスにも影響を与えるため、表現力豊かな作曲に重要な役割を果たします。
Q3. CC(コントロールチェンジ)とは何に使うのですか?
CCはMIDI演奏でボリューム、パン、モジュレーションなど様々な操作を行うための機能です。各CCには番号が決められており、例えばCC7はメインボリューム、CC10はパンです。MIDIコントローラーを使用してソフトシンセのパラメーターをリアルタイムで制御する際に活用されます。
このような記事も読まれています
- CATEGORY:
- DTM初心者講座







Logic
GarageBand
Cubase
Ableton Live
StudioOne



