【🔰超初心者向け】DTMが気になったら最初に見る動画【DTM入門講座】
これからDTMを始めたい方へ向けて
最近は、テレビや雑誌でも「DTM」が取り上げられることが増えてきました。
ここでは「DTMの知識がない」「作曲に興味がある」という初心者の方に向けて、DTMの概要を掴んでいただくための解説を行なっていきます。
DTMが気になったら最初に見る動画
DTMとは何?
DTMとは(Desk Top Music:デスクトップミュージック)を略した用語となり、パソコンを使用して音楽制作・編集を行う総称です。
この用語(DTM)が作られた当時はスマホ・タブレットは存在していませんでしたが、これらもパソコンと同じように楽曲制作を行えます。
現在は、スマホ・タブレット・パソコンを使用して音楽制作を行うことを指します。
この「DTM」の起源は1988年にRoland社よりリリースされた「ミュージくん」において「DESK TOP MUSIC SYSTEM」と表記されたことが始まりと言われています。
意外に思われるかもしれませんが、DTMという言葉は海外では使われず、「Computer Music」などと呼ばれます。
DTMで何かできるの?
このDTMの魅力は、1人でも楽曲を作ることができる点です。
- 複数の楽器(音源)を使用してアレンジする
- 楽器や歌を録音する
- エフェクトやボリュームなどのバランスを調整して作品として仕上げる
- 完成した作品を全世界に向けて配信する など。
音楽制作に必要な工程を全てカバー可能です。
数十年前であれば、高額なレコーディングスタジオを使用したり、楽器の演奏者が必要だったことが、
パソコンの高性能化、制作ソフトが安価になったなどの理由から何十分の1程度の金額で行えるようになっています。
普段、皆様が利用されているCD・Spotify・AppleMusic・カラオケ・ゲームのBGM・動画内の効果音などもDTMで作られることがほとんどです。
また、YouTubeやSoundCloudなど楽曲を発表できる場が増えたことにより、誰でも簡単に作品を発信することができるようになりました。
実際にこれらプラットフォームからアーティスト・作家が多数輩出され、現在の音楽シーンで活躍しています。
このように自宅で制作した楽曲が世界中で聴かれるということは、以前までは考えられないような恵まれた状況です。
DTMを始めるために必須となるDAW
DTMを始めるためには、上記に挙げたパソコン・スマホ・タブレットと併せてDAWと呼ばれる作曲ソフトが必要となります。
DAWは (Digital Audio Workstation) の略となっており、DTMで音楽制作をするための作曲ソフトです。
DTMとDAWは言葉が似ていますが、パソコンで音楽制作を行うDTMの中で、実際に作曲を行なっていくソフトがDAWという位置付けです。
既にパソコン・スマホ・タブレットをお持ちの方が大半かと思います。
まずは気軽にDTMを始めてみたいという方は無料のDAWソフトを試してみることをお勧めいたします。
iPhoneでDTMを始める
iPhoneをお使いの方は「GarageBand iOS」がお勧めです。
URL : https://apple.co/3dLRTmA
Apple社が用意している純正アプリとなっており、iPhoneを購入時に収録されています。
様々な楽器を入力したり、歌も録音できる優れたDAWです。
AndroidでDTMを始める
Androidをお使いの方は「Bandlab」がお勧めです。
URL : https://bit.ly/3cZZrmG
機能面もGarageBandに負けない充実した内容となっており、誰でもすぐに音楽制作を楽しむことができます。
MacでDTMを始める
MacでDTMを始められる方にお勧めしたいソフトはiPhoneと同様「GarageBand」です。
URL : https://apple.co/2QdqUIn
iOS版と比較し、更に多くの楽器や機能が追加されています。
付属するループ(リズムや演奏素材)も豊富で初心者にとって十分すぎる内容と言えます。
また、iPhoneで作成した楽曲を引き継いで音楽制作を行えるという点も魅力的です。
WindowsでDTMを始める
WindowsでDTMを始められる方にお勧めしたいソフトは「Studio One Prime」です。
URL : https://bit.ly/3mzbeeY
期限の縛りも一切なく、完全無料でDTMを始めることができます。
特に波形を含めたサウンド編集が行いやすく、本当に無料?と不安になるくらいのクオリティです。
便利な機能や更に沢山の楽器音源が付属する「有料の上位エディション」も用意されており、使用感が気に入った場合は楽曲を引き継いてアップデートが行えます。
またStudio One PrimeはMacにも対応していますので、GarageBandと比較して気に入った方を選択するという形も良いでしょう。
必須ではないけど持っていると便利な機材は?
ここまででDTMを始めることができますが、
- 歌やギターを録音したい
- 鍵盤を使用して音を入力したい
- もっと制作の効率を上げたい
という方もいらっしゃると思います。
これらを実現するための機材を紹介いたします。
歌やギターを録音するオーディオインターフェイス
スマホやパソコンに予め備わっているマイクを使用して録音を行うことも可能です。
しかし、より良い音を目指したい場合やエレキギター/ベースを録音するためには「オーディオインターフェイス」が必要となります。
このオーディオインターフェイスをパソコンやスマホなどのデバイスを接続し、演奏を行うことでその内容がレコーディングされます。
歌や楽器を録音するための中継機材という形です。
マイクについて
マイクには大きく分けて「ダイナミックマイク」「コンデンサーマイク」があります。
もうひとつ新たに購入される場合は、歌のニュアンスが高品質で収録されるコンデンサーマイクをお勧めいたします。
コンデンサーマイクを使用するためには、オーディオインターフェイスが「48V」に対応している必要があります。
多くの製品が48Vに対応していますが、オーディオインターフェイスをご購入される際はこの点をチェックする必要があります。
便利に音を入力できるMIDIキーボード
MIDIキーボードを使用しない場合、 マウス(指)で1つ1つ音を入力していく形となります。
このMIDIキーボードを導入すると、楽器音源の入力をキーボードから効率的に行えるためとても便利です。
楽器の音色確認や、複数の音を同時に鳴らす和音を確かめる際にも重宝します。
ヘッドフォンやスピーカーは必要?
よくいただくご質問です。
結論としてイヤホン・ヘッドフォン・スピーカーのいずれか1つは使用した方が良いです。
スマホ・タブレット・パソコンからそのままサウンドを再生した場合、著しく低域が損なわれてしまいます。
作曲は「ここに楽器を入れよう」「ギターのボリュームを下げよう」など判断の連続を繰り返して楽曲を完成させていきます。
サウンドを正確にモニタリングできない場合、この判断自体を誤ってしまう可能性が高くなります。
そのため、可能な限り正確なモニタリングを行うという意味で導入を推奨しています。
最初はiPhoneに付属するイヤホンでも十分ですので、この点を意識して制作を行ってください。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか?
これからDTMを始めたいという方へ向け、ざっくりとではありますが解説を行わせていただきました。
思っていたよりもハードルが低いと感じた方も多いのではないでしょうか。
これまでご覧いただいたように、無料のソフトも非常に充実しています。
まずは無料から始め、上達や必要に合わせて環境のアップグレードを行なっていく流れがお勧めです。
また、弊社ではDTMに関するソフトや機材について記事・動画コンテンツで解説を行なっています。
ぜひ、併せてご活用ください!
皆様の音楽制作がより良いものになることを心から願っています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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今回は「DTMの知識がない」「作曲に興味がある」という初心者の方に向けて、DTMの概要を掴んでいただくための解説を行なっていきます。
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