#8 幻想的な音を作り出す!シマーリバーブのテクニック
幻想的な音を作り出すテクニック
EDMレシピ 第8回目は音を豪華に演出するシマーリバーブのテクニックをご紹介!
音に厚みを加えて幻想的なものに仕上げることが出来るのでぜひお試しください!
シマーリバーブテクニック
まずはシマーリバーブのテクニックを取り入れたサウンドを確認してみます。
▶︎元のループサウンド
▶︎テクニックを使用したサウンド
ドライなサウンドが広がりのある豪華な音に仕上がっていますね!
それでは流れをステップで確認していきます。
リターントラックを追加
まずは【リターントラック】を追加します。
▶︎リターントラックの追加
次に【センド】の量を調節し、リターントラックに音を送り込みます。
センドの量はしっかりとリターントラックから音が聞こえるまで調節していきます。
▶︎センドの量の調整
リバーブを追加
次に【リバーブ】を追加します。
リターントラックに入れるリバーブについては必ずMixを100%に設定してください。
▶︎リバーブのMix設定
リバーブは広めの空間に設定します。
▶︎リバーブ設定
また動画内で使用するリバーブは【Valhalla Room】を使用します。
もちろん他のリバーブでも応用できますので様々なリバーブでもお試しください!
▶︎Valhalla Room
ピッチシフターを追加
リバーブの次は【ピッチシフター】を挿入し、音程を変えていきます。
ピッチシフターは【1オクターブ上】に設定します。
▶︎ピッチシフターの設定
リターントラックを再度追加
最後にリターントラックを再度追加し、リバーブとピッチシフターも追加します。
リバーブは先ほどと同様に設定し、ピッチシフターは【1オクターブ下】に設定します。
▶︎ピッチシフターの設定
これで原音が入力されると、より幻想的な広がりのあるサウンドを作ることが出来ます。
▶︎テクニック使用前のサウンド
▶︎テクニック使用後のサウンド
いかがでしたでしょうか?
シマーリバーブは【Pad】や【ボーカル】などに使用すると音の厚みが加わり、豪華なサウンドに仕上がるのでおすすめです。
ぜひテクニックを取り入れてご自身の楽曲をよりクオリティの高いものに仕上げてみてください!
それではまた次回のレシピでお会いしましょう。
記事の担当 町田 航平/kouhei Machida
18歳から音楽制作を始める。 その後、19歳の頃にイギリスにあるPoint Blank Schoolにて音楽制作を学ぶ。
翌年、DJとしてスペインのイビサ島へ渡り、「Hotel Ocean Driveや Club Itaca」を始めとするホテル/クラブでのプレイを経験。 同時にハウスミュージックの制作を始める。
2019年、ドイツ/ロシア/イギリス/ポルトガル/東京の複数レーベルから楽曲リリースを果たす。
2020年にはイギリスのレーベル「Back It Up Records」よりリリースした楽曲「Werk」がBeatport Tech Houseチャートでランクインし、現在もダンスミュージックアーティスト/DJの若手アーティストとして精力的に活動を行なっている。
EDMレシピ 第8回目は音を豪華に演出するシマーリバーブのテクニックをご紹介!
音に厚みを加えて幻想的なものに仕上げることが出来るのでぜひお試しください!
記事:https://t.co/Bjk9JTPWtD動画:https://t.co/ao9KLWnT3H#dtm #edm #作曲 #音楽制作 pic.twitter.com/0gqI6JpW5y
— SLEEP FREAKS (@SLEEPFREAKS_DTM) August 11, 2023
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