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複数のリバーブを使った空間演出

リバーブのCPU負荷を抑える

リバーブ画像

「Reverb」はCPCの使用率が高いため、各トラックごとに適用せず、
「センドリターン」を使い同じ各「Reverb」を各トラック共有します。

CPUを節約するリバーブセンドリターン

今回はその応用編です。

複数のリバーブを組み合わせる

みなさんご存知の通り「Reverb」は、
「深さ、部屋の材質」などの設定を行う事により、様々な空間を表現できます。

1つのリバーブ設定を使っていると、どうしても奥行きの表現が限定されてしまいます。
そこで、上記の設定と同じ要領で、Reverbトラックを複数作成し、
それぞれを組み合わせまたは使い分け使用します。

  • Reverb 1 : ホール系 (広いアンビエンス)
  • Reverb 2 : プレート系 (部屋の材質特性)
  • Reverb 3 : ルーム系 (狭いリバーブ)

※リバーブには初期プリセットが備わっています。

Reverb-Send

この様にタイプの異なる設定を用意し、
「Reverb」かけたい各トラックのセンドで、それぞれの「Reverb量」を調整し組み合わせます。

これにより、「かかりは深いがキレのある」 「後から深さが伝わってくる」など
様々な残響を表現できます。

「Reverb設定」は楽曲クオリィティに大きく関わります。
様々な設定を試し好みの質感を手に入れてください。