AIAIAI Audio 最上位ワイヤレスヘッドホン「TMA-2 Studio Wireless+」
遂にDTM/音楽制作がワイヤレスヘッドホンで??
DTMをヘッドホンで行っているという方はとても多いのではないでしょうか?
以前に弊社で行ったアンケート調査でも大多数の方が制作の場面で1度はヘッドホンを使用すると回答しています。
DTMに欠かすことができないヘッドホンですが、制作中に「とにかく線が邪魔、、、」という場面が頻繁に訪れます。
今回は、このストレスから解放されるAIAIAI Audio 「TMA-2 Studio Wireless+」 をご紹介いたします。
ワイヤレスと聞くと「音が悪いのではないか?」「演奏の遅延は?」などが気になるという方も多いと思います。僕もその1人でした。
当製品は世界初の新技術「W+ Link」が採用され、ワイヤレス接続による超低遅延/ロスレスサウンドを実現。
実際に製品を試してみると、すぐに不安は一掃され、新たなDTM/音楽制作スタイルの可能性を感じました。
この辺りの詳細をお伝えしつつ、プレゼントキャンペーンへ進んでいきます。
TMA-2 Studio Wireless+ 動画
TMA-2 Studio Wireless+の性能
AIAIAI AUDIOはDJモデルやスタジオモデルなど、主にプロ用のヘッドホンを製造しているデンマークのプレミアム・オーディオ機器メーカーです。
高品質かつ環境に優しいサステナブルなプロダクトに、北欧ならではのミニマルでスタイリッシュなデザインを採用することでこれまでに様々な賞を受賞、ボノボ、リッチー・ホウティン、イェジ、ケイトラナダ、シャーロット・デ・ウィッテなど、世界中のアーティストがAIAIAIのヘッドホンを愛用。
プロ用だけではなくMoveシリーズやTracksといった、一般の音楽好き向けのヘッドホンも取り扱っています。
その中でも今回取り上げる「TMA-2 Studio Wireless+」はAIAIAI AUDIO社の最上位モデルとなり、ワイヤレスとサウンドクオリティの両方が実現・追求された製品です。
実際にその実力を見てみましょう。
合理的かつ実用的なパーツ構成
製品の特徴として各パーツを簡単に分離/組み立てられるモジュラーヘッドフォンという特徴があります。
このような組み立てが苦手という方(私もです)でも簡単に完了することができるように設計されていました。
装着感も優しく、見た目もスタイリッシュ!重さは「約270g」 平均の範囲内です。
コンパクトに収納しての持ち運びはもちろん、故障やパーツの劣化などがあった際は、そのパーツのみを交換することができます。
今後、新製品がリリースされたとしても、該当するパーツを購入してアップグレードできてしまうという点は画期的ですね。
例えば、この「Wireless+」ではちょっと予算オーバーという方は、
「TMA-2 Studio」や「TMA-2 Studio XE」を購入し、のちに「X01 H10 Bundle」を購入することでアップグレードできるという選択肢が生まれます。
この考え方は面白いですね。
また公式サイトから、パーツを交換した際の音質変化も確認することができます。
パーツ購入の指針に大きく貢献してくれますね。
サウンド特性
言うまでもなく重要になるのがサウンドの特性やクオリティです。
実際に様々なジャンルの音楽を視聴してみました。
低域/高域がしっかりと出ていて、今っぽい派手なサウンドという印象を受けました。
このような傾向から、特にヒップホップ/ダンスミュージック/エレクトロニック・ミュージックに向いていると感じます。
リスニング用としても好みで不満がありません。
DTMの中での使用と考えた場合も、リズムを含めた音色選択、レコーディング、テイク抜き差しの判断など、問題なく快適に進められます。
精密なミキシング/マスタリングを行う際には、もう1つ異なる再生デバイスを持っておくと良いと思いましたが、これはこの製品に限ったことではありません。
ワイヤレス接続
次に本機最大の売りとなっているワイヤレス接続について確認していきます。
製品は2種類のワイヤレス接続に対応しています。
- Bluetoothモード : 約80時間の再生が可能でBluetooth5.0にも対応
- 低遅延モード(W+Link) : 超低レイテンシー16ms/ロスレスのサウンドクオリティー 約16時間の再生が可能
これらモードは本体のスイッチから簡単に切り替えることができ、ライトの色ですぐに把握できます。
青はBluetoothモード、白は低遅延モード(W+Link) を表しています。
充電時間の目安は約2時間となっており、USB-Cケーブルで行います。
例えば外ではBluetoothモード、自宅では低遅延モード(W+Link)に設定するという使い方も可能です。
低遅延モードについて
低遅延モードは付属するトランスミッターを使用します。
トランスミッターをオーディオインターフェイスのヘッドフォン端子に接続し、出力サウンドを本体に飛ばすという形です。
トランスミッターの再生時間は約30時間/充電時間は約3時間となっており、同じくUSB-Cで充電を行います。
DAWでの使用
遅延は16ms(1000分の16秒)
実際にDAWでMIDI/オーディオレコーディングを行ってみたところ、レイテンシーをほぼ感じません。
僕のワイヤレスという概念が覆りました。
シビアなプレイ/レコーディングが求められない限り、とても快適に制作を進められます。
ロスレスの音質も非常にクリアです!
装着しての移動
ワイヤレスで制作を進めていると、想像以上の快適性に驚きます。
無意識で線を意識しているんだなという気づきがありました。
ワイヤレスの範囲は12メートルと広いため、ヘッドフォンをつけたまま、下階のキッチンへ飲み物を作りに行ったり、トイレへ行ったりなどをしましたが、接続に問題はありませんでした。
そこから更に1階下がって外に出るとサウンドは途切れましたが、さすがにここまで移動することはありません。十分に実用的です。
その他、嬉しい点として「有線/ワイヤレス」を切り替えて使用することができます。
制作中に充電がなくなってしまったという場合でも、付属ケーブルで通常の有線ヘッドフォンへ切り替えが行えます。
ヒスノイズの調整/最適化
低遅延モードの使用時に、微量ですがヒスノイズが聞こえることがあります。
これは他の方のレビューでも触れられていました。
ノイズの最適化方法について下記の方法を試してみてください。
- 1.通常通りに低遅延モードで接続します
- 2.ヘッドホン本体のボリュームを下げてノイズを低減させます
- 3.オーディオインターフェイスなどのデバイスの出力を上げてボリュームを調整します
- 4.本体とデバイスの出力ボリュームを微調整してちょうど良いところに設定します
DTM制作に新たなスタイルを提案してくれるAIAIAI Audio 「TMA-2 Studio Wireless+」 いかがでしたでしょうか?
ぜひ皆様にも試していただきたいと思える製品で、プレゼント企画まで行ってしまいました。
リズムを取ったり、踊りながら制作を行うという方はもちろん、低レイテンシーの実現により楽器の演奏まで可能になっているというアドバンテージは非常に大きいと感じます。
ぜひ気になる方は製品を手にとってみてください。
あなたの使い方を教えて!製品を3名様へプレゼント
計601名の方にご応募いただきました。
沢山のご応募ありがとうございました!
ここからは金谷、宮川が選出させていただいた当選者のコメントや、ご応募いただいた中から多かった/ユニークな活用方法を記載いたします。
金谷が選出した活用方法
やはり強く惹かれたのが「ハイブリッド吹奏楽」というコンセプトです。
少子化で吹奏楽部員が集まらないという話は聞いたことがありましたが、パートをDTMで埋めるという発想はとても面白いと感じました。
サウンドにもとても興味があり、ぜひ応援したいです!
宮川が選出した活用方法
レコーディングを快適に行うという使い方はいくつかいただいていましたが、クローゼットを活用したレコーディングブースという点もユニークです。
騒音や残響対策にも効果大ですね!ぜひ素晴らしいテイクを録音していただければと思います。
DTMを踊りながら行いたい
DJの方、ダンスをしながらプレビュー/作曲したいという意見も多かったです。
確かにケーブルが無ければ自由の舞が実現しますね。
育児DTM
なるほど!と思ったのが育児を行いながらDTMを行いたいというご意見です。
赤ちゃんはケーブルなど動くものに興味津々ですもね。子育てDTMerにとって当製品はかなり有効となりそうです。
ケーブルを噛んでしまわないようにという理由でペットに邪魔をされないためという声もありました。
場所を変えてモニタリングしたい
デスクの前ではなく、場所を変えてプレビューを行いたいという意見も強く共感できました。
やはり風景が変わればサウンドも変わり、リフレッシュできそうですね。トイレという意見も非常に多くいただきました。
タバコを吸いたい
年々、肩身が狭くなる喫煙。これがあればタバコを吸いながら至福のプレビューが可能になります。
ライブでのPAオペレーション
ライブのPAという活用方法も興味を持ちました!サウンドの確認を含め、業務を大きく効率化できそうですね!
フィールドレコーディング
屋外のサウンドをレコーディングしたいという意見も多く見られました。その際のプレビューに大きく役立ちそうです。
森の中、トンネル、猫の集会など様々な活用シチュエーションいただきました。
楽器演奏
楽器演奏とレコーディングを快適にしたいというご意見も王道です。
特にギターの方が多く、演奏の邪魔になるケーブルを排除できる点に魅力を感じている方が多くいらっしゃいました。
以上、沢山のご応募、活用方法をいただきありがとうございました!
今後も楽しいプレゼント企画を行なっていきたいと思いますのでお楽しみに!!
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