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Waves_MS MatrixでのMS処理 使い方

MS処理で音圧をアップさせる

MS処理とは楽曲の仕上げでる「マスタリング」で使用されるテクニックで

音量が大きいセンター部分
音量が低くなるサイド部分を個別に処理するというものです。

サイド部分を上げることで楽曲がワイドに広がり、音圧アップを狙うことができます。

MS処理に関してはソフト別に以下記事を作成しています。

ただし、方法が非常に面倒です。
そんな複雑な方法をすっとばしてMS処理を行えるのがこの「MS Matrix」です。

製品の購入:https://bit.ly/3aQu0HT

動画ポイント_マスタートラックに対して適用する

WAVES_MS Matrix適用

楽曲マスタートラックに「MS Matrix」を適用します。
この際にMIXは終わらせておきます。

「L」が「センター」
「R」が「サイド」に分離されます。

動画ポイント_オーディオファイルで書き出す

「L」と「R」を個別に処理できる「EQ」「Comp」を使用しても良いのですが、
ここは一度「オーディオへ書き出す」と扱いやすいでしょう。

LR書き出し

「チャンネルを分割」して書き出します。

動画ポイント_MS処理を行う

MS処理2

書き出した「オーディオファイル」を読み込みます。

ms_lr

オーディオファイルを書き出す前の状態。
「センター」を「L」
「サイドを」を「R」へ振り切ります。

マスターに適用

マスタートラックに対して再度「MS Matrix」を適用します。

これで全てが元に戻ります。

WAVES_MS MatrixでのM_S処理_完成系

「サイド」のみへ対し音量調整やエフェクトを適用できます。

最後に「マスタートラック」で全体音圧を調整すれば完成です。