Vengeance Sound Avengerの使い方 概要とプリセットの読み込み

Author: sleepfreaks

高品質で即戦力で使えるプリセットを備えた万能シンセサイザー

Vengeance Sound

製品URL : http://sonicwire.com/product/A3178

以前から人気の万能型シンセ音源「Avenger」の国内販売の取扱いをSONICWIRE社が開始いたしました。
ここから数回にわたって「Avenger」の魅力をお伝えしていきます。

第一回目の今回はAvengerの最大の魅力でもある900種類以上のプリセットについてです。
即戦力で使えるプリセットが沢山入っていますので、EDMっぽく、Dubstepっぽくという音色を簡単に楽曲に取り入れていけます。

Avenger 概要とプリセットの読み込み 解説動画


  1. 1概要とプリセットの読み込み*当記事となります
  2. 2Drumsの音源とシーケンスのエディット
  3. 3OSCコントロール(波形/ボイス/ポルタメント)
  4. 4ウェーブテーブルを使用する
  5. 5LFOを使ってサウンドメイキングを行う
  6. 6アルペジエーターとマクロによるサウンドコントロール

Avengerに備わっている豊富なサウンドを使用する

VPS Avenger_1-VPS Avenger

Avengerを立ち上げると、OSC1にSawが入った状態で立ち上がります。
薄くリバーブやディレイも適用されています。

VPS Avenger_1-VPS Avenger-1

リバーブやディレイは中央部のオシレーターエリア右にあるROUTEよりオン/オフを切り替えることができます。
その下のスライダーを左右にドラッグすることで、エフェクトの適用量を調節できるようになっています。

それではプリセットを選んでいきましょう。

VPS Avenger_1-VPS Avenger-2

まずFactoryと書いてあるアイコンをクリックします。

VPS Avenger_1-VPS Avenger-3

左側にカテゴリー、右側にプリセットという並びで表示されます。

VPS Avenger_1-VPS Avenger-4

カテゴリー、プリセットともにスライドバーを上下にドラッグする事で、スクロールさせることができます。

VPS Avenger_1-VPS Avenger-5

カテゴリーをクリックしてプリセットを選択します。

VPS Avenger_1-VPS Avenger-6

読み込んだプリセットの右下にあるMacroへ各プリセットに最適な音色変化を与えるパラメーターがアサインされています。
これにより簡単に音色を微調整することが可能になっています。

このプリセットの場合は「Sidechain」と「DriveとDJ Sweep」です。
Sidechainはその名の通り、ボリュームにうねりを与えるクラブミュージック定番の手法です。

Dj Sweep はDJプレイでよく使うテクニックの1つでHP FilterとPhaserが合わさったようなもの。
つまみを回すとローがカットされ軽いウネリが出てきます。


VPS Avenger_2-VPS Avenger-1

今度はカテゴリーでBassを選択し、一番上のプリセットをみてみましょう。

VPS Avenger_2-VPS Avenger-3

このプリセットの場合オーディオ波形が読み込まれています。
Avengerはサンプルベース、すなわち実際の音をサンプリングしたものがプリセットに含まれているので、シンセで作成が難しい生音楽器のサウンドにも対応しています。

この他にもAvengerにはドラムシーケンサを備えたドラムキットも入っています。
これが万能型シンセといわれるところなんですね。

VPS Avenger_2-VPS Avenger-4

試しに読み込んでみましょう。
Drumsカテゴリーを選択すると、Drumkitと記載されているフォルダへプリセットが入っています。

VPS Avenger_2-VPS Avenger-6.jpg

プリセットを選択すると、ドラムキットが鍵盤にアサインされているので、好みのパターンを打ち込むことができますね。

しかし、パターンをわざわざ打ち込むのが面倒という方もいらっしゃると思います。
この場合にとても便利なのがカテゴリーのSequenceです。

VPS Avenger_2-VPS Avenger-7

一番上のプリセットを選んでみましょう。

VPS Avenger_2-VPS Avenger-8

オシレーターエリアを見てみると、Bass 1とBass 2、Pluck、Pad、そしてDrumsが同時に鳴るようになっているんですね。
しかも、このプリセットの場合、鍵盤の高いところを弾くとPluckだけになりました。
Zoneで発音が分けられているんです。

VPS Avenger_2-VPS Avenger-9

Zonesタブをクリックする事で、どの音色がどの鍵盤にアサインされているかを確認することができるのです。
PluckがC2より上、DrumsがB1より下になってますね。

DAWによっては1オクターブズレてたりもしますので、この辺りの配置は弾きながら確認が必要ですね。
C1をベタで打ち込んでドラムとベースを流して、C3より上でPluckを打ち込む事で、曲っぽい事が簡単にできます。

Fullscreen

オシレーターエリア上部のタブへカーソルをもっていくと、ミュートとソロボタンが表示されますので、Drumsだけソロにして使用するということも可能です。

今回は普通に左のカテゴリーを選択してプリセットを選択したのですが、

VPS Avenger_4-VPS Avenger

右にある虫眼鏡をクリックする事で、タグクラウド検索システムでより的確で快適に検索が可能になります。
下のエリアで探したい項目にチェックを入れるだけです。

このようにAvengerのプリセットは非常に即戦力ぞろいで、かなり自由度の高いシンセとなっています。
普通のJ-Pop的な曲のブレイクで、ちょっとDubstepっぽい、EDMっぽいビートを入れたい、とか、
Wobble Bassっぽいのを一瞬入りたい、なんて時には最強のシンセです。

次回から、もう少しつっこんだ所をご説明していきます。
お楽しみに!!