Native Instruments Session Horns 使い方 1 基本機能と音作り
優れた音質のホーン・セクション・サウンド
Native Instruments社のSession Hornsは、Komplete11 にも収録されています。
- トロンボーン、テナー・サックス、2本のトランペットの4本編成のホーン・セクション・サウンド!
- 和音を自動で各パートに分割して鳴らす事が出来る「Smart Voice Split」
- 即戦力となる170以上のフレーズサンプルを収録
まずは第一弾として、Session Hornsの基本機能を解説して参ります。
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PerformanceとSingle Articulation
- 「Performance」ベロシティやピッチベンドホイールで奏法の切り替えが出来ます。
- 「Single Articulation」1種類の奏法しか使えないので、奏法の補強として使用するのが良い。
Section Setup
「Section Setup」から編成を変える事が出来ます。
「Full Section」では、4本全てを使用するのですが、特定の楽器を減らす事も可能となります。
Velocity Switch
Session Hornsは、Velocity(ベロシティ)の強さで別の奏法に切り替える事が出来ます。
- 「Rip」指定したノートへグリッサンドで入る
- 「Grace Note」装飾音を加える
- 「Shake」音を伸ばしながら上下に揺らす奏法
- 「FoPiCre」Forte-Piano-Crescendoの略/強く→弱く→だんだん強く
- 「FoPiCre Time」DAWのテンポに合わせてForte-Piano-Crescendoを演奏する
- 「Staccatissimo」スタッカートより鋭く音を切って演奏する
- 「Marcato」1音1音はっきりと演奏する
DoitsとFalls
MIDIキーボードのピッチベンドホイールを上下させる事で、
「Doits」「Falls」という奏法が使用出来ます。
また、「Control」タブで、「Doits/Falls on release」を選択する事で、
鍵盤から指を離した後に、「Doits」「Falls」の効果をつける事も可能です。
Voicing Assistant
「Polyphonic」が選択されている場合、本数×和音の数となってしまう為、
和音で使用する場合は、「Smart Voice Split」がオススメです。
「Smart Voice Split」で4和音を演奏した場合、一番低い音から順に、
「トロンボーン、テナー・サックス、トランペット2、トランペット1」と自動的に割り当ててくれます。
Octave
Octaveを使用する事で、オープンボイシングを簡単に作成する事が出来ます。
通常、Drop 2 Voicingは、高い音から数えて、2番目の音を1オクターブ下にズラすのですが、
Session HornsのDropの機能は、少し異なります。
「Section Setup」で「Full Section」を選択している場合、
- 「Drop 1st」トロンボーンを1オクターブ下げます。
- 「Drop 2nd」テナーサックスを1オクターブ下げます。
- 「Drop 3rd」トランペット 2を1オクターブ下げます。
- 「Drop 1st+2nd」トロンボーン & テナーサックスを1オクターブ下げます。
様々な機能が備わっているSession Hornsを是非お試し下さい!
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