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Polyplexの使い方 【Native Instruments】

次世代のリズム音源 Polyplex

「Polyplex」は斬新なエレクトロリズム音源です。
その出音と複数のサンプルを組み合わせることで得られる独特のサウンドは、様々なジャンルで幅広く活躍するかと思います。

また「ランダム性」を強く取り入れたエディットは、初心者〜上級者の方まで楽しみながら行えるものになっています。
ここでは「Polyplex」の使い方について解説していきます。

動画 : 基本概念とグローバルエディット

Polyplexの立ち上げ

「Polyplex」は「Reaktor」で立ち上げます。
「PLAYER」から「Polyplex」をドラッグ&ドロップします。

プリセットとランダム

「Polyplex」には様々なプリセットが備わっています。
赤く囲った箇所からプリセットを切り替えることができます。
またこの「サイコロ」部分は全てのパラメーターをランダム化し変更します。
これにより同じプリセットでも様々なバリエーションを作成することができます。

「ランダム結果」はこの部分から元に戻すことができます。

キットの切り替え

複数のキットを鍵盤に割り当て保存することができます。
これにより、ライブパフォーマンスや場面でのキット切り替えが可能となります。
「C2〜B2」の白鍵にパターンが割り当てられ、クリックまたは実際にその鍵盤を押すことでパターンが切り替わります。

各キットの割り当て

各キットを好みの鍵盤に割り当てることができます。
この方法は複数あります。

  • 方法1_キットを選択し、「MIDI Learn」を点灯させ、割り当てたい鍵盤を押します。

  • 方法2_上下ドラッグでMIDIノートを割り当てます。

またプリセットを変えた際に、この割り当てを維持したい場合は、「ISOLATE」を転送させておきます。
音色を変更してもMIDIの割り当てが維持されます。

Polyplexの魅力を活かすキット調整

基本概念を把握した後は、キットの調整に入っていきます。
この部分でも「ランダム概念」が多用されており、そのコントロール、設定について解説を進めていきます。

動画 : キットのコントロール

各キットへのランダム適用

「1」部分より各キットを個別にランダム化することができます。
また右部分を消灯させることで「2」のグローバル(全体)のランダムを無効にすることができます。

各キットのバランス、音程設定

調整を行うキットを選択し、赤囲み部分から個別の調整を行えます。

  • VOLUME : 音量
  • BALANCE : パン
  • TUNE : 音程
  • DECAY : 音の長さ
キットのコピー/ペースト

キットの音色や設定を他キットへコピーすることができます。

  • 1_コピー元のキットを選択し「1」をクリックします
  • 2_コピー先のキットを選択します
  • 3_「3」をクリックします
チョーク設定

オープンハイハットをクローズハイハットで消すのような「チョーク設定」が行えます。

「設定」を選択し、打ち消し合いたいキットを同じグループへ設定するだけです。
上下ドラッグでグループを変更することができます。

これで同じグループが発音された際に、前のキット音が消えます。

パラアウト

各キットを個別に出力するパラアウト設定を行うと、DAW上でキット別に音量、パン、エフェクト適用を行えます。

「設定」を選択し、「OUTPUT」のチャンネルをキットごとに異なる設定とします。
上下ドラッグでチャンネルを変更することができます。

後はDAWごとにパラアウトの設定を行います。

Polyplex 音色を重ねキットを構築する

Polyplexは各キットに対し最大4つのサウンドを重ね音色を構築できます。
この組み合わせにより、アコースティック、エレクトロ、FXなど様々な可能性が広がります。
次に、このレイヤー概念を中心に解説を行っていきます。

動画 : キットのレイヤー

レイヤーの選択

エディットを行うキットを選択することで、下ウィンドウにその詳細が表示されます。
最大で4つのサウンドを組み合わせることができ、そのタイプを赤囲み部分より選択します。

「SUBTYPE」からは上記で選択したキットの詳細を選択します。
「アコースティック」「デジタル」など求めているタイプを選択できます。

「SAMPLES」で好みの音色を決定します。
数字を1変えるごとに全く異なる音色が呼び出されます。

レイヤーのバランス

右の「VOLUME」で各レイヤーの音量バランスをとっていきます。
この微調整でも音色がかなり変化します。
また左の「スピーカー」を消灯させることで、その横列のレイヤーが完全にオフになります。

レイヤーのセッティング

この部分も重要です。
左からいきます。

  • 上記でも記載したようにレイヤーのオン/オフを決定します
  • リバースの処理を行えます
  • モノラル/ステレオを切り替えます
  • 位相を反転させ音色調整が可能です
  • ランダムでの変化が行われないようにロックを設定できます