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1_絶対音感と相対音感

音感を磨けばあなたの音楽が変わります

みなさん、初めまして。
フルート・オカリナ・ピアノ、演奏・講師、
スリープフリークスでは事務を担当しております、
仲澤真紀と申します。

この講座では、音感を磨く事を目標として進めていきます。
みなさんもそれぞれ音感をお持ちだと思います。

  • 「どうやったら耳コピできるの?」
  • 「聞いた音をピッチを外さずに歌いたい!」
  • 「もっと音感を良くしたい!」

など音感について色々な角度から解説していきたいと思います。
一緒に音感トレーニングをがんばりましょう!

絶対音感と相対音感の違いをご存じですか?

音感って言われても難しい・・・と思う方。

音の3大要素とは、「音の高さ」「音色」「音量」の事で、
音の高さを区別する能力の事を、音感と言います。

音程、音色、音量

絶対音感と相対音感、2つの違いは簡単です

絶対音感は、「固定ド」と言われて、ドレミファソラシドと音が鳴って、
それをドレミファソラシドと音名で聴こえる事。

楽譜1

先天的なもの、もしくは幼少期(6歳くらいまで)の訓練で身につくとされています。

相対音感は、「移動ド」と言われて、例えばソラシドレミ#ファソと音が鳴って、
それをドレミファソラシドと感じる事。

楽譜2

今からでも訓練して身につける事ができる能力です。

色で例えるなら、
絶対音感は「赤・青・白・黒」とはっきり色を答えられる状態の事です。
相対音感は「2つの色を比べてどちらが薄い・濃い」を答えられる状態の事です。

どちらが高い音?

この2つの音を比べてください。
1つ目と2つ目、どちらが高いですか?

2つ目ですね。
これが分かれば、あなたにも音感があります。

訓練して相対音感がついてきたら、絶対音感に挑戦してみましょう

最初からすべての音をドレミで答えられるようになるのは難しいですが、
1つの音を覚えて答えられるようになれば、
その音を基準に、他の音は相対音感から予測できるようになります。

こうして、この音は「ド」この音は「ラ」と判別できる音を増やしていきましょう。
後の講座で、音感トレーニングの方法をいくつか紹介しますので、
楽しみにしておいてください。

絶対音感が全てでは無い

余談ですが、絶対音感があると音がドレミで聞こえるので、
音楽をやっていて便利な事もたくさんあります。

でも「全てドレミで聞こえる」ので、歌詞があまり聞こえなかったり、
音楽がかかっていると耳をそちらにとられてしまい、
目の前の人の話し声が聞きとり辛い事もあります。
便利なようで不便な面もあるのです。

そして何より「ドレミファソラシド」は「ドレミファソラシド」としか聞こえないので、
移調楽器(トランペットやサックスなど)を演奏する時は、
楽譜に「ド」と書いていても、楽器から違う音が聞こえてくるので、
慣れるまで混乱してしまいます。

音感=絶対音感と思われがちですが、
大切なのは、音楽をやる上で絶対音感が全てでは無いと言う事です。
一緒に、音楽を楽しみましょう!