AUXを使ったレコーディングテクニック Logic Pro の使い方
オグジュアリートラックを使用し快適なレコーディング
前項の「かけ録り」を応用したレコーディングテクニックを解説していきます。
この方法を使用することで、
「かけ録り」と「素のトラック」の両方をレコーディングしたり、
異なる音量でレコーディングを行えたりなど、多くのメリットがあります。
動画ポイント_複数のレコーディングを行う
「オーディオトラック」と「AUX」を各2つ用意します。
- 1_マイクやギターなど、
音が入ってくるオーディオインターフェイスのチャンネルに合わせます。
片側へエフェクトを適用する。音量を好みに調整。など設定を行います。 - 2_「AUX」の出力を「Bus1」「Bus2」など異なるものに設定します。
そして、録音するオーディオトラックの入力へ「Bus」を割り当てます。 - 割り当ての際に追加されるAUXは使用しません。ミュートや削除してください。
この状態でレコーディングを行うと、
レコーディングされる波形を異なる設定で収録することができます。
ボーカルの「Aメロ」「サビ」用に異なる音量を設定しておくと、
1度のレコーディングで収録される音量を最適化できます。
コンプを適用したり、割れないようにリミッターをかける。
そのような際も、保険として素の演奏を残すことができます。
この様にアイディア次第で多くの活用方法があります。
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