ソロディフィート機能を使用する Cubase 使い方
他トラックに影響を与えないソロディフィート機能
↑ 通常、「ソロ機能」は他トラック音をミュートし、単独で再生するというものですが、
その中に「ソロディフィート」というものがあります。
「ソロディフィート」は他トラックに影響を与えず(ミュートせず)
他トラックが「ソロ」になった時、自動的にそのトラックも「ソロ」になるという機能です。
Cubase ソロディフィート機能動画
※2:49〜解説を行なっています。
ソロディフィートの例
↑ 「Kick」トラックへ「ソロディフィート」を適用しています。
この段階では他のトラックへ影響を与えないため、
その下にある「Snare」トラック音も鳴ります。
↑ 「Snare」をソロにしました。
通常なら「Snare」の音しか鳴らないはずですが、
「ソロディフィート」にしてある「Kick」の音も同時に鳴ります。
ソロディフィート適用方法
↑ 赤囲みの「ソロボタン」を
Mac : Command + Option + クリック
Windows : Control + Alt + クリック
これだけです。
「ソロディフィート」が適用されたトラックは
上記写真のように「D」へ変わります。
また再度、上記の操作を行うことで
「ソロディフィート」を解除することができます。
ソロディフィート使用例
「ソロディフィート」のメリットは「手間が省けること」です。
その一例をご紹介します。
常に再生したいトラックある場合に
↑ 一番上の「2MIXトラック」を「ソロディフィート」にしてあります。
これにより、どのトラックをソロにしても常に「2MIXトラック」を再生できます。
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