Cubase 8 コードパッドとコードトラック
楽曲コードの可能性を大きく広げる コードトラック
Cubase 8 新機能の第四弾は「コードパッドとコードトラック」です。
楽曲に対して様々なコードを提示させ、それを取り入れることができます。
もしコード知識が無かったとしても、様々なコード進行を使用することができます。
この記事でより理解が深まります。
Cubase8 解説動画
Cubase 8 以前のバージョンからスムーズな移行
Cubase 8 インプレイスレンダリング
Cubase 8 VCAフェーダー
Cubase 8 ダイレクトルーティング
Cubase 8 コードパッド 現在のページとなります
Cubase8 コードパッドを使用する
まずは簡単にコードを演奏することができる「コードパッド」から見ていきましょう。
上メニュ → 「プロジェクト」 → 「コードパッド」を選択し、コードパッドを表示させます。
「C1」部分からオクターブ間にコードが配置されます。
また直接、パッドをクリックすることでも演奏が可能です。
コードパッドの移調
既にコードが配置されていますが、これを移調することもできます。
赤囲み部分より「すべてのパッドを移調」を選択します。
半音単位で移調を行うことができます。
コードパッドのボイシング
ピアノ、ギターなどのボイシングも選択可能です。
この部分からはコードの展開系を指定することができます。
展開を行うだけてもコードのイメージは大きく変わります。
楽曲に合わせて様々なものをお試しいただければと思います。
パッドの下部分からは「テンション」を追加することができます。
コードをお洒落にしたいなど、スパイスを加えたい際に便利です。
コードパッドのプリセット
コードプリセットを使用することで、様々なコードパターンを呼び出すことができます。
これを基に楽曲制作を行ったり、コード進行の勉強にも使用できます。
Cubase8 コードトラックを使用する
Cubase7から登場した「コードトラック」ですが、
上記「コードパッド」と連携ができる他、コード提示バリエーションが増えています。
Cubase 7 コードアシスタント機能
コードトラックの作成とレコーディング
まずはコードトラックを作成します。
コードトラックの「Recボタン」を点灯させレコーディングを行うと、
プレイされたコード、Padが記録されます。
押さえているコードを確かめる場合にも便利です。
コードトラックの新アシスト機能
未確定の部分へコードを提示してくれる機能「コードアシスト」が進化しました。
「Chord Assistant」→「近接」では前のコードを考慮し、次のコード候補が提示されます。
円の中央へ近づくほど、親和性が高いコードということとなります。
「五度圏」からはコードを指定し、
ダイアトニックやコードの関係性を確認することができます。
コードトラック/パッドの連携
「コードパッド」と「コードトラック」の互換性は高く、
互いにコードを入れ合うことが可能です。
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