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MIX時の音量調整について

マスタートラックに気を配る

MIXを行う際は、
MIDIトラックを全てオーディオトラックへ変換して進めるのが一般的です。

全体画面

↑ この様に全て波形に変換します。

そして、その時に注意しなければならないのが

全体の音量です

MIDIトラックからの変換で音量が変わることと、沢山のトラックが重なるため
全体出力「マスタートラック」が割れてしまうことが多いです。

マスタートラック

音が割れたままでは

  • EQ、コンプレッサーなどの音作りが行いづらい
  • 全体の音圧上げがうまくいかない
  • MIX時に音のインフレが起こる

など様々な弊害がでてしまいます。

MIXでのベストな音量調整

解決策は非常に簡単で

各トラックの音量を下げることです

もちろん1トラックごとに音量を下げてもOKですが、
全てのトラックをまとめて変更することができる機能を使用するとよいでしょう。

詳細は以下からご参照ください。

各DAWのグループ機能

マスタートラック 調整後

曲中の一番大きい部分を確認し、マスタートラックのメータが真ん中を少し超える位で調整するとよいでしょう。

またトラック音量を下げるとモニター音量も下がってしまいますが、
オーディオインターフェイスやスピーカーの音量を上げることで解決できます。