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New Sonic Arts Nuanceの使い方 音程楽器のエディット編

ソフトシンセ_使用法 公開 2017.04.15 更新 2026.07.17
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Sonic Arts Nuanceは、サンプルを音程楽器として自由に編集できるサンプラープラグインです。本記事では、ドラッグ&ドロップでサンプルを配置し、MIDIキーボードに割り当てる基本操作から、グライド、エフェクト、エンベロープ、LFOなどのモジュレーション機能を用いた高度なサウンドメイキングテクニックまでを解説しています。複数のグループ管理やDAWへのパラアウト機能により、リズムサンプルだけでなくコードサンプルも柔軟に再構築でき、オリジナルで多彩なサウンドバリエーションを実現できます。

音程を持つサンプルも自由に再構築

前項ではリズムサンプルを配置、加工してオリジナルキットを作成しました。
お持ちのサンプリング素材集も積極的に活かすことができ、リズムトラックのバリエーションが大きく広がることを感じていただけたと思います。

今回はリズムトラックに続き、音程を持つサンプルの編集を解説していきます。
1つのサンプルを基にして様々なサウンドバリエーションを与えるテクニックも併せてご確認ください。

Nuanceの使い方

  1. 1ホストアプリケーション Freestyleの使い方
  2. 2Granite の使い方 グラニュラーシンセサイザー
  3. 3Nuanceの使い方 リズムエディット編
  4. 4Nuanceの使い方 音程楽器のエデット編
  5. 5Viceの使い方 ループスライサー

製品のご購入 : https://beatcloud.jp/product/705

サンプルの配置

Import

サンプルを音程楽器として取り込む最も簡単な方法は、Groupリストを表示して素材をドラッグ&ドロップします。
MIDIキーボードの全鍵盤に割り当てられ、音階もつきます。

画面をMappingウィンドウへ切り替えることで、MIDIキーボードに割り当てられた素材の状態を確認することができます。
サンプルが割り当てられた部分はオレンジのゾーンで表されます。

このゾーンをドラッグし、MIDIキーボードに割り当てる範囲を指定することができます。

Import-2

また、新たな素材をドラッグして複数のサンプルを配置することもできます。

縦はベロシティとなっており、こちらもドラッグで範囲指定と配置を行うことができます。
ベロシティの強さによって鳴らすサンプルを変えるという操作も可能です。

「Zone」を選択すると各サンプルに割り当てられたベロシティ範囲を数字で確認することができます。

ルートキーを指定する

例えばAmキーのコードサンプルをNuanceへ読み込んだ場合、「C3」に元のサウンド(Am)が配置され、そこから鍵盤に合わせて半音ごとに音程が割り当てられます。

この場合、Cの鍵盤を押すとAmのコードが演奏されることになり、音程の把握が複雑になってしまいます。
サンプルの音程と鍵盤の音程を一致させる方法として「ルートキー」の変更があります。

Root Key

サンプル(Am)を演奏させる鍵盤を右クリックで指定します。
今回は「A2」をルートキーとして設定しました。

これでAmのサンプルはAの鍵盤で演奏されることになり、音程の把握や管理が容易になります。

  • threebodytech 記事中

サンプルのエディット

配置したサンプルに対して様々なエディットを行うことができます。
実験的なサウンドを作ることも可能ですので、サウンドの試行錯誤を行なってみてください。

グライドを使用する

押された鍵盤同士の音程を滑らかに繋げることができます。

Glideを有効にして、音程推移の時間を決めます。
求めている効果やテンポによって良い結果になるように調整してみてください。

グライド効果を出すには、2つのノートが重なる必要があります。
これで音程が次のノートへ滑らかに推移します。

エフェクトを使用する

最大4つのエフェクトを適用することができます。
定番のフィルターはもちろん、個性的な飛び道具エフェクトも備わっています。

この部分から目的のエフェクトを指定します。
ノブも少ないため、シンプルな操作ですぐに目的の効果を得ることができます。

モジュレーションを使用する

シンセサイザーモジュレーションの定番、エンベロープとLFOなどを各パラメーターへ適用することができます。

Add Source

「Add Source」をクリックし、どのモジュレーションを使用するかを選択します。

次に指定したモジュレーションをどのパラメーターへ適用するのか?を指定します。

スライダーでパラメーターへの適用量を指定します。

中央が基準となっており、中央から右へ向かうほど「+」の値が強くなります。
中央から左へ向かうほど「-」の値が強くなります。

例えば、エンベロープを音程に適用した場合、

  • 中央で音程の変化しません。
  • 中央から右に向かうほど音程が高く変化します。
  • 中央から左に向かうほど音程が低く変化します。

個別に行うことができます。

エンベロープ、LFOの詳細設定は各タブより調整を行うことができます。

エンベロープについて


※1:42秒より解説を行なっています 

LFOについて

サンプルのグループについて

グループを作成することで、上記パラメーターの変更を個別に適用することができます。
逆に同じグループにサンプルを配置した場合、パラメーターのエディット結果は全サンプルに適用されるということになります。

Add Group

「Add Group」をクリックすると新しいグループが作成されます。
ここにサンプルをドラッグ&ドロップします。

Group

後はグループを選択してパラメーターを調整するだけです。

Group-1

すでに同じグループでサンプルを配置しているという場合は、Mappingウィンドウから目的のサンプルを右クリックして、異なるグループへ割り当て直すことができます。

DAWへパラアウトする

各グループの出力を個別にDAWヘ送ることができます。
これにより、特定のサウンドのみDAW上のエフェクトを適用するという操作が可能になります。

DAW別のパラアウト方法

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よくある質問

Q1. Nuanceにサンプルを配置する最も簡単な方法は?

Groupリストを表示してサンプル素材をドラッグ&ドロップするだけです。MIDIキーボードの全鍵盤に自動的に割り当てられ、音階も付与されます。Mappingウィンドウで割り当て状態の確認と範囲指定も可能です。

Q2. ルートキーを変更する理由は何ですか?

サンプルの元の音程と鍵盤の音程を一致させるためです。例えばAmのコードサンプルをAの鍵盤で演奏させることで、音程の把握や管理が容易になり、楽曲制作の効率が向上します。

Q3. 複数のサンプルに同じエディット設定を適用できますか?

グループ機能を活用します。同じグループにサンプルを配置すると、パラメーターの変更が全サンプルに適用されます。個別の設定が必要な場合は異なるグループを作成して対応してください。

Q4. Nuanceの出力をDAWで個別に処理することは可能ですか?

はい、可能です。各グループの出力を個別にDAWへパラアウトできるため、特定のサウンドのみDAW上のエフェクトを適用する柔軟な制作が実現します。

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