Native Instruments 「KOMPLETE KONTROL」使い方 6_ アルペジオ機能
スケール機能とアルペジオの連携
今回は目玉機能「アルペジオ」に関して解説を進めていきます。
前回の「コード機能」と組み合わせた斬新なアルペジオを作ることができます。
バッキングはもちろん、
間奏やソロへの使用も面白い効果が期待できます。
それでは解説に入っていきます。
Komplete Kontrol_動画アクセス
- 1製品概要
- 2ブラウズ機能
- 3ライトガイドとクリアビューディスプレイ
- 4スケール機能
- 5コード機能
- 6アルペジオ機能
- 7オートメーションとMIDIモード
- 8KompleteKontrol 1.1 新機能
- 9KOMPLETE KONTROL Ver1.5 新機能の解説
- 10KOMPLETE KONTROL Ver1.6.2 新機能の解説
- 11KOMPLETE KONTROL Ver.1.9.3 「DAWのコントロール」で快適な制作環境を構築する
- 12Komplete Kontrol Ver.1.9.3「ホストインテグレーション機能」CUBASE編
- 13KOMPLETE KONTROL Ver 2.0 の新機能 NKS FX
- 14Maschine / KompleteKontrol お気に入り機能
アルペジオ機能を有効にする
前回のスケール機能と考え方は同様です。
「SHIFT」+「ARP」を押します。
これでアルペジオ機能へアクセスを行えます。
上記操作を再度行うことで「アルペジオ機能」から抜けることができます。
そして「ARP」点灯させることで、効果が有効になります。
この機能最大の特徴は「スケール機能」との連携です。
前項で適用したスケール構成音を汲み取ったアルペジオが展開されます。
例えば上記の場合、
「Cマイナースケール」の構成音のみでアルペジオが展開され、
押した鍵盤を基準に「1/3/5/7」の音程が使用されます。
- Mode : 通常のアルペジオに加え、
同じ音を繰り返す「Note Repeat」が備わっています - Type : アルペジオの上昇、下降など動きをコントロールします
- Rate : 演奏スピードを音符で指定します
- Sequence : 演奏のリズムパターンを指定できます
- Swing : リズムにハネを与えます。100%で完全なハネとなります
- Octaves : 演奏を何オクターブに渡って展開するかを指定します
大きければ大きいほど、派手な効果が期待できます - Dynamics : 演奏されているベロシティに対して、音量を増減させることができます
- Gate : 音の長さをコントロールします。
値が小さいほど、1音の音の長さが短くなります。
このような記事も読まれています
シンセサイザーの定番 Massive
もはや不動の人気を築いた定番シンセサイザーです。わかりやすいインターフェイスでサウンドメイキングも行いやすく、EDMからPOPSまで幅広く使用することができます。
MASCHINE 2
豊富なパターンや音色はもちろんのこと、ハードを使用してリズムをプレイする楽しさを味わえます。Kompleteと完全連携した操作性も必見です。
ROUNDS
「ROUNDS」はデジタルとアナログを組み合わせる事が出来るハイブリッドシンセサイザーです。これにより、新しいサウンドと素材を無限に作り出す事が可能です。
次世代のリズム音源_Polyplex
複数のサンプルを組み合わせることで得られる独特のサウンドは、様々なジャンルで幅広く活躍します。
全てを備えたサンプラー Kontakt
多くの高品質音源を備えたサンプラーです。ご自身で用意した素材をKontaktへ読み込み、様々な素材を作ることができます。その操作性の高さをご確認ください。