Arturia「V Collection 8」新たに追加された製品と目玉音源「Vocoder V」

Author: sleepfreaks

28種類の伝説的なシンセをパッケージ

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ついにリリースされたArturiaの「V Collection 8」。
Jun-6 V、Emulator II V、OB-Xa V、Vocoder Vの4つが追加となり、合計で28種類のシンセがバンドルされることとなりました。
これまでも高いコストパフォーマンスを誇っていましたが、ますますパワーアップした感じですね。

加えて、Stage 73 VとJup-8 Vはアップデートされ、音質面を含め様々な改良が加えられました。
また、Analog Lab はVとなって刷新され、より直感的に目的の音に辿り着けるよう再設計されています。

今回は追加された4つのシンセサイザーについて、ご紹介していきたいと思います。
特にVocoder Vについては少し掘り下げていますので、どうぞ最後までご覧ください。

Arturia V-Collection 8 動画


製品URL:https://bit.ly/2J7BPjU
ご購入はこちら

お問い合わせ先:コルグ / KID お客様相談窓口
TEL:0570-666-569
  1. 1V Collection 6 Analog Lab 3
  2. 2V Collection 6 DX7 Vの基本概要とオペレーター
  3. 3V Collection 6 DX7 V 各パラメーターのコントロール
  4. 4V Collection 6 DX7 V モジュレーションとエフェクトセクション
  5. 5V Collection7 製品の概要 「Mellotron V」と「CZ V」
  6. 6V Collection 7 「Synthi V」「B-3 V2」「AnalogLab 4」
  7. 7V Collection 8 新たに追加された製品と目玉音源「Vocoder V」

新たに追加となった4つのシンセサイザー

全体として、80年代を代表する名機が新たにラインナップに加わっています。
近年でもSynthwave、Synth popなどの80sサウンドのリバイバルがブームとなり、こうしたシンセの需要が高まっていますので、非常にタイムリーな製品と言えますね。

Jun-6 V

jun6v

モデルとなったシンセは、1982年発売のRoland Juno 6です。
2000ドル未満で販売された最初のポリフォニックシンセサイザーとして話題を呼びました。
当時、チューニング問題を抱えていたVCOポリフォニックシンセの問題を解消し、DCOオシレーターを採用することでピッチが安定して演奏ができるようになったのが特徴です。
サウンドは太く厚みがありベースからパッドまで多彩な音色をカバーできます。Rolandが得意とする内蔵コーラスも搭載されています。

プリセットをいくつかご紹介しましょう。

▶︎Funky Bass

▶︎Celestial Homeland

▶︎Squared Off

Emulator Ⅱ V

Emulator Ⅱ V

モデルとなったシンセは1984年発売のE-mu Emulator IIです。
サンプラーの先駆け的製品で、サウンドをサンプリングしてフロッピーに録音し、キーボードで演奏できるという画期的なものでした。
サンプル精度は8ビット/27.7 kHz で当時としては高音質でしたが、現在ではその特徴的なローファイサウンドが再評価されています。

プリセットをいくつかご紹介しましょう。

▶︎Bkwrd Strings

▶︎Drum Kit 1

▶︎Orchestra Hits 2

OB-Xa V

OB-Xa V

モデルとなったシンセは、1981年に発売されたOberheim OB-Xaです。
2VCOで4,6,8ボイスのラインナップがあり、12dB/24dBの切替可能なデュアル・フィルターを搭載。その分厚く切れ味の良いサウンドと、ポリフォニックポルタメントが特徴です。特にブラスサウンド系に定評がありました。

最も有名なのが、このデフォルトのプリセットで奏でる、Van Halenの「Jump」のイントロですね。

▶︎Jump

それから、パッド系で、ポリフォニックポルタメントを試してみました。

▶︎Big and Bright

Vocoder V

Vocoder V

モデルとなったシンセは、1978年に発売されたMoog 16 channel vocoderで、その時代を思わせる非常に味のあるサウンドが特徴となっています。
また独自のサンプラーも内蔵しており、サウンドサンプルをボコーダーで加工しながら演奏することも可能です。

まずデフォルトの状態で演奏してみると、このように特定の単語を発しながらボコーダーサウンドが発音されます。


サンプラーの設定を見るには、右上のAdvancedをクリックします。

sampler

このように、詳細設定画面が開き、ここにサンプルが配置されているのがわかりますね。このセリフがボコーダーに入力されているわけです。
空きスロットをクリックすると、Factoryから様々な単語を選択したり、オリジナルのサンプルをインポートすることも可能です。

sampler2

また、音声を入力してリアルタイムにボコーダーを演奏することもできます。その際は、Vocoder Vのサイドチェインをオンにして、入力を行うオーディオトラックからセンドしておきます。

sidechain

そして、オーディオトラックのモニターをオンにし、マイクに向かって声を発しながら、Vocoder VをMIDIキーボードで演奏します。

monitor on

すると、入力した音声がボコーダーによって加工され、発音されます。


もちろん、既にレコーディング済みのオーディオをサイドチェインで流し込み、Vocoder Vを演奏することも可能です。
このサンプル楽曲を使用してみましょう。


レコーディング済みのボーカルトラックからVocoder Vにセンドし、プレイバックしながら鍵盤を演奏します。

sidechain2


このようにボーカルにボコーダーボイスを追加することができました。



以上、今回はArturia V Collection 8の概要についてお送りしました。
まだまだ伝えきれないほどの魅力がありますが、まずはどのようなものか、ざっくりとご理解いただけたのではないかと思います。
気になった方は、ぜひ製品サイトで詳細をチェックしてみてください。


製品URL:https://bit.ly/2J7BPjU
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