スネアのピッチ上昇フィル HALion 6の使い方
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フィルやビルドアップの定番手法
EDMで頻繁に使用されるスネアのピッチ上昇サウンド。
リズムの細かさに音程上昇を連動させて、構成に盛り上がりを与える定番テクニックです。
このサウンドをリズム音源B-BOXを使用して作成していきましょう。
今回使用するクイックコントロールも多くのサウンドメイキングで応用可能です!
スネアのピッチ上昇フィル 解説動画
スネアのピッチアップ作成方法
まずは徐々に早くなっていくスネアを打ち込みます。
16分→16分3連→32分→32分3連としています。
B-BOX内のキットを選択すると、左右のパラメーターで選択したキットをエディット可能になります。
左上の2つが音程をコントロールするパラメーターです。
- COARSE : 半音単位で音程を調整
- FINE : 100分の1半音単位で音程を調整
となります。
HALionに限らず多くの製品で共通の用語となりますので、ここで覚えてしまってください。
この「COARSE」をオートメーションで動かすことでピッチの上昇を作ります。
HALionの特徴としてCubaseとの連携が優れているという点があります。
ここではCubaseの「クイックコントロール」を使用していきます。
インスペクタから「クイックコントロール」へアクセスし、使用していない項目を「パラメーターなし」に設定します。
クイックコントロールへ割り当てたいパラメーター(ここではCOARSE)を右クリックし、「Assign to New Automation」を選択します。
クイックコントロールの空スロットを選択し「L」を点灯させ、割り当てたいパラメーターを動かせば、割り当てが完了です。
あとは通常のオートメーションと同様です。
「W」を点灯させて楽曲に合わせてクイックコントロールを動かすだけで、その動きが全て記録されます。