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複数のトラックを一気にバラバラで書き出す Studio One 使い方

MIX前、別DAWへ移行など様々な用途で使用できる

制作の中で大活躍するソフトシンセですが、気になるのはやはりCPU使用率です。
楽曲が完成目前ともなると、かなりの量のソフトシンセを使用していると思います。

快適なMIXを行うためにも、完成したMIDIトラックはオーディオに変えておきたい ものです。

そこで、重宝するのがこの書き出し機能「ステム」です。

複数のトラックを1回の操作でバラバラに書き出すことができます。

またこの様な書き出し方法を「パラアウト」と呼びます。

StudioOne ステムをエクスポート使用方法

ステム範囲

「ステム」で書き出す範囲を指定します。
書き出されたものが、プロジェクトに合うよう「楽曲の頭から指定することをお勧めします」 

ステムをエクスポート

↑ 上メニューから「ソング」→「ステムをエクスポート」を選択します。

ステムのエクスポート設定

  • 1_書き出したいトラックへチェックを入れます。
  • 2_書き出すトラックの場所を選択します。
    その下部分は書き出されたトラック名の「頭に共通した名前」をつけるために使用します。
    必要がない場合は空欄で進めます。
  • 3_書き出しのフォーマットです。「Wave」を推奨します。
    「解像度」「サンプルレート」については必要に応じて変更します。
  • 4_モノトラックがステレオで書き出されることがないため便利です。

設定後に「OK」を押すと書き出しが始まります。
※外部シンセはこの方法で書き出す事ができません