Cubase 7_コードアシスタント機能
コード進行を自動で提示
前回の「ハーモニーボイス機能」に続き、
Cubase7_新機能「コードアシスタント」をご紹介します。
その名前通り、コード進行の手助けをしてくれるもので
- 最初と最後のコードは決まっているが、その中が思いつかない
- 終わりの部分のコードがしっくりこない
などの場面で力を発揮します。
Cubase7 コードアシスタント機能動画
ハーモニーボイス機能
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ミックスコンソール_Reverb/PANテクニック
ミックスコンソール_Inserts-Strip
ミックスコンソール_ボーカル処理/ルーティング
音圧とRMSメーター
CurveEQ
動画ポイント_アシスタント機能について
コードをつけたい部分へ、「X」を挿入します。
コードトラックの作成についてはコチラよりご参照ください。
この「X」をダブルクリックします。
コードアシスタントが開かれます。
- 1_タブを「Chord Assistant」へ変更します
- 2_「コード提示レベル」からはコード表示の数を指定します。
数字が大きくなるほど、複雑で高度なものが多くなります。 - 3_「モード」「タイプ」を切り替えることで、
提示されるコードの方向性を変更できます。
またこれらに関しての詳細は「DTMのための理論講座」で解説予定です。
後は提示されたコードをクリックしていくだけで、
「X」がそのコードに変更されます。
動画ポイント_コード音のモニタリング
実際に割り当てたコードサウンドは確認してみなければ判断できません。
そのコード確認に便利なのが「コードモニタリング」で、
コードトラックを実際のサウンドとして鳴らすことができます。
その方法は非常に簡単です。
コード音を鳴らしたい「ソフトシンセ」を立ち上げます。
ピアノ、シンセなど好みで構いません。
「コードトラック」の赤囲み部分を、
上記で作成した「ソフトシンセ」に合わせます。
※左のモニタリングボタンは点灯させます
これでコード作成の際に、選択したコード音を鳴らすことができます。
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