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基本的な音符の長さと連符について


DTMと楽譜作成の両場面で活用できる「連符」の知識は、リズム表現の幅を大きく広げます。本記事では、4拍子の1小節を基準に全音符から32分音符までの基本的な音符の長さを理解したうえで、1拍を奇数で分割する連符の仕組みを解説しています。3連符、5連符、7連符などの連符を使うことで、通常の偶数分割では表現できない複雑なリズムパターンを作成でき、DAWのグリッド設定(1/12や1/24など)と連動させることで正確な打ち込みが可能になります。連符を適切に運用することで、より自由度の高い音楽制作が実現できます。

基本的な音符の長さと連符について

今回は「連符」について記事と動画で解説いたします。
楽譜作成のみならず、打ち込みの場面でも役立ちますので、ぜひ参考にしてください。

連符 解説動画

  1. 1MIDIの基礎知識
  2. 2MIDIの「パラメーターと数値」について
  3. 3ソフトシンセ/プラグイン DAW対応規格の注意点
  4. 4オーディオインターフェイス選びの注意点
  5. 5サンプラー 1 素材をサンプリングしてリズム楽器を作る
  6. 6サンプラー 2 素材から音程楽器を作る
  7. 7ピアノロールとリズムの読み方 1
  8. 8ピアノロールとリズムの読み方 2
  9. 9ピアノロールとリズムの読み方 3
  10. 10必ず合わせたい楽曲の基本チューニング
  11. 11連符について

基準となる音符の長さ

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4拍子の1小節の長さを「全体」で表し、それを偶数で分割していくと、それぞれの音符の長さが得られます。

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楽譜で書き表すと、棒(符尾)がつかない白玉(符頭)=「全音符」です。

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全音符=4拍を半分、つまり2つに分けると「2分音符=2拍」

楽譜で書き表すと、棒がつく白玉=「2分音符」です。

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全音符を4つに分けると「4分音符=1拍」

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楽譜で書き表すと、棒がつく黒玉=「4分音符」です。

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全音符を8つに分けると「8分音符=半拍=1/2拍」

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楽譜で書き表すと、棒に旗がつく黒玉=「8分音符」です。旗は2つ、4つまとめて桁(連桁)で書くこともできます。

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全音符を16つに分けると「16分音符=1/4拍」

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楽譜で書き表すと、棒に旗が2本つく黒玉=「16分音符」です。旗はまとめて桁で書くこともできます。

以下画像は省略しますが、同様に「32分音符」「64分音符」「128分音符」…となります。

拍のかたまりを奇数で分割する「連符」

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例えば、1拍分の長さを、3つに分割したものを「1拍3連符」と呼びます。
Division(分割)グリッドは1/12となります。

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楽譜で書き表すと、8分音符3つを括って「3」と記すので、俗に「8分3連」とも言われます。

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さらに半分の長さに圧縮すると、半拍(1/2拍)を3つに分割するので「半拍3連符」と呼びます。
Division(分割)グリッドは1/24となります。

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楽譜で書き表すと、16分音符3つを括って「3」と記すので、俗に「16分3連」とも言われます。

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楽譜としては、1拍を6つに分割した16分音符6つを括って「6」と記した「1拍6連符」も、実質「半拍3連(16分3連)」と同じ長さとなります。
表記の違いは、アクセントやフレーズ感の取り方に影響します。

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先の1拍3連を、2倍の長さに拡大すると、2拍を3つに分割するので「2拍3連符」と呼びます。
Division(分割)グリッドは1/6となります。

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楽譜で書き表すと、4分音符3つを括って「3」と記すので、俗に「4分3連」とも言われます。
ちなみに、8分3連の音符2つをタイで繋いだ長さが、4分3連1つと同じ長さとなります。リズムの練習をするときに意識しましょう。
その他、5連符、7連符…などが考えられます。

連符を含む、さまざまなリズムの形を覚えるためには、
拙著『できる ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方』(リットーミュージック)を参照いただければ幸いです。

よくある質問

Q1. 1拍3連符とは何ですか?

1拍分の長さを3つに等分したものです。楽譜では8分音符3つを括って「3」と記す「8分3連」として表記されます。DAWではDivision1/12に設定することで正確に打ち込めます。

Q2. DTMで連符を打ち込む際の注意点は何ですか?

DAWのグリッド設定を連符の種類に応じて変更することが重要です。3連符は1/12、半拍3連符は1/24など、Divisionを正しく設定することで、リズムの正確性が確保できます。

Q3. 4分3連と8分3連2つをタイで繋いだものの関係性は?

両者は同じ長さです。リズム練習時はこの関係性を意識することで、連符の構造への理解が深まり、複雑なリズムパターンの習得に役立ちます。

Q4. 連符以外にはどのような分割方法がありますか?

記事では3連符、5連符、7連符などの奇数分割を紹介しています。詳しくは参考著書『できる ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方』で、より多くのリズムパターンと実践的な練習方法が解説されています。

記事の担当 侘美 秀俊/Hidetoshi Takumi

武蔵野音楽大学卒業、映画/ドラマのサウンドトラック制作を中心に、数多くの音楽書を執筆。
オーケストレーションや、管弦楽器のアンサンブル作品も多い。初心者にやさしい「リズム早見表」がSNSで話題に。

北海道作曲家協会 理事/日本作曲家協議会 会員/大阪音楽大学ミュージッククリエーション専攻 特任准教授。

近年では、テレビ東京系列ドラマ「捨ててよ、安達さん。」「シジュウカラ」の音楽を担当するなど多方面で活躍中。

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