Progressive HouseやTranceの制作において、パッドは音の隙間を埋めてコード感を強調し、楽曲に厚みと奥行きをもたらす重要な音色です。本記事では、Logic標準プリセットのシンセパッドを使用したMIDI入力の基本テクニックを解説しており、楽曲のコード進行に合わせた入力方法、7thやオクターブ重ねによる厚化、そしてサイドチェインコンプレッサーを用いた動的な表現方法を学ぶことができます。平歌とサビで異なるボイシングアプローチを使い分けることで、楽曲全体に抑揚をつけることが可能になります。
音の隙間を埋めるパッド

Progressive HouseやTranceを制作してみたい方に、
よく使われる音色のMIDI入力のポイントを紹介いいたします。
今回はパッドに関してです。
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役割と音色
パッドは音の隙間を埋めコード感がでやすい音色です。
また、サビに厚みをつけたり奥行きや拡がりがつけやすく楽曲の雰囲気を強く演出します。
今回の楽曲ではLogic標準プリセットのシンセパッドPulse Stringsを使用しています。
盛り上がるパートではさらに他のパッドを重ねるのも有効です。
*参考曲では1つの音色です。
MIDI入力
基本は楽曲のコードに合わせて入力します。
音をより厚くし拡がりをもたせたい場合は7th(fig.1)やルートのオクターブ重ね(fig.2)も有効です。
「fig.1」

「fig.2」

また、平歌の部分のパートでは大きく動かさず(fig.3)、
サビ(ドロップ)やリズムパートが無くなるところで、
大きく動かすようなボイシングも抑揚をつけるのに向いています。
「fig.3」

エフェクト
さらに、ノイズ同様に4分のタイミングで、
サイドチェインコンプレッサーをかけて動きをつけるのも有効です。
*参考曲ではWaves:OneKnob Pumperで同様の効果をつけています。

プラグインを使用せずサイドチェインを適用するには以下をご参照ください。
https://sleepfreaks-dtm.com/dtm_word/side_chain/
よくある質問
Q1. Progressive HouseやTranceでパッドはどのような役割を果たしていますか?
パッドは音の隙間を埋めてコード感を出しやすくする音色で、サビに厚みを付けたり奥行きや拡がりを演出します。楽曲の雰囲気を強く演出する重要な要素です。
Q2. パッドのMIDI入力で音をより厚くするにはどうすればよいですか?
楽曲のコードに合わせた基本入力に加えて、7th音を加えたり、ルート音のオクターブ重ねを有効活用することで、より厚みと拡がりを持たせることができます。
Q3. パッドに適用するエフェクトは何がおすすめですか?
サイドチェインコンプレッサーを4分のタイミングで適用すると、パッドに動きをつけることができます。プラグインを使わないサイドチェイン設定方法も存在します。
Q4. 平歌とサビではパッドのボイシングをどう使い分けますか?
平歌では大きく動かさない抑制的なボイシングを、サビやドロップ部分では大きく動かすボイシングを使うことで、楽曲に抑揚をつけられます。
記事の担当 田澤 伸浩/Nobuhiro Tazawa
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