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Progressive House / Trance の音色とMIDI入力の基本_1 ベース

Progressive HouseやTranceで使用されるテクニック

progressive house _ trance_1

Progressive HouseやTranceを制作してみたい。
そのような方へ、よく使用される音色やMIDI入力のポイントをご紹介します。
まずは、低音パートのBassについて解説致します。

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  1. 1 1_Bass
  2. 22_Noise
  3. 33_Pad
  4. 44_Pluck

音色の選択

Progressive house _ Trance_bass_1

「Sub Bass」と「Synth Bass」の2種類の音ををレイヤーします。
*好みにより3種類以上のレイヤーもOKです(その場合、帯域をしっかり分けます)
レイヤーしたサウンドを1つのバストラックに送って、コンプレッサーやEQで音を纏める手法も定番です。

各音色の役割

  • Sub Bass:低域で楽曲の底を支える。
  • Synth Bass:Subに比べて拡がりがあり、ベースラインを強調(参考曲では低域を抑えています)

MIDI入力のポイント

Progressive house _ Trance_bass_2

ジャンル問わずよく使われるのがキック(バスドラム)の位置に合わせてのベース入力ですが、
この手の音楽ではサイドチェインコンプをかけて、8分の裏拍が強調されたような、
「ゥワゥワ」とうねるようなベースを聞く事が多いと思います。

この手法はとても有用なのですが、近年のダンスミュージックのキックの音にはSub成分をレイヤーし、
余韻が長いものが多く、キックとベースの位置がぶつかってしまうなど、
ミックスの段階で低域処理が煩雑になります。

そのため、初めて制作される方、ミックスが不得手な方には、
この処理が難しいと思います。

そこでオススメしたいのが、
最初からキックの位置と被らないように入力してしまう手法です。

まず、強調したい8分の裏拍に16分音符で入力します。
その前後を16分音符で1オクターブ下の音を入力。
*1オクターブ上で前後を補強するのもOKです。
前後の音はプレビューしながら音量調整する。

これを基本フレーズとし、コードに合わせて様々な音程・タイミングのアレンジを試してみてください。

コードチェンジ時の入力ポイント

Progressive house _ Trance_bass_3

参考楽曲にプレビューでAm→Dmにかわるポイントが有ります。
ベースもルートを辿りシンプルにA(ラ)→D(レ)と動いています。

この場合の切り替わるポイントで、C(ド)の音を挟み、階段上にすることでスムースに繋がります。
*Cを選択した理由:Amの構成音、Dmの7th

記事の担当 田澤 伸浩/Nobuhiro Tazawa

Sleepfreaks DTM講師 田澤 伸浩
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