OMFファイルを使用する Logic Pro の使い方
異なるDAW間で楽曲を扱うことができる
OMFを使用することで、セッションのオーディオファイルとその位置を
他のDAWソフトで再現することができます。
共同作業を行う際に非常に便利な機能です。
OMFの解説
Logic OMFの書き出し方法
上メニュ→「ファイル」→「書き出す」→「プロジェクトをOMFファイルとして」を選択します。
以下ダイアログが表示されます。
↑ 「バージョン2」を選択します。
「バージョン1」は古いソフトとの互換を保つためのもので、通常は「バージョン2」を選択します。
「オーディオ素材を含む」にチェックを入れます。
「インターリーブをスプリットステレオに変換」にチェックを入れると、
ステレオファイルが左右2つのモノラルファイルへ変換されてしまうため、通常は外しておきます。
↑ 保存場所を聞かれるため、任意の保存場所を選択します。
↑ 指定場所にOMFファイルが作成されました。
このファイルを他DAWソフトに読み込ませます。
OMFの読み込み方法
↑ 上メニュ → ファイル → 読み込む を選択し、OMFファイルを読み込みます。
↑ このようにオーディオデータ、配置が完全再現されます。
OMFの注意点
- 64bitモードでOMF機能はサポートされていません
- OMFはオーディオファイルを扱うもので、MIDIファイルを書き出すことはできません。
楽曲で「オーディオとMIDI」両方を使用している場合は、
OMFの他に、SMFでの書き出しが必要になります。
「SMFの書き出し/読み込み」