広告

Sleepfreaks
音程処理 音楽理論 音楽機材・ソフト紹介 音圧・音量 音像処理 空間処理 波形処理 歪み・サチュレーター 機材設定 機材 書き出し・読み込み・変換 打ち込みテクニック 打ち込み 基本編集 周波数 便利操作・作業効率化 作詞のメソッド 作業環境 低音処理 レコーディング リミッター・マキシマイザー リバーブ リハーモナイズ リズム楽器 リズム処理 リズム モニタリング ミックスが上手くなるTIPS ミキサー・ミキシング マルチ音源 マスタリング ポップス ボーカロイド ボーカル ボリューム処理(コンプレッサー) ベース ベル ヘッドホン ブレイクビーツ ブラス ファイル管理 ピアノ・Key ビンテージ ヒット曲の分析 パッド バージョン新機能解説 バンドサウンドを創るには バッキング ハード機器 ハードウェア操作 ドラム・打楽器 ドラム ドラゴンクエスト トリガー トランジェント ディレイ ディエッサー テンポ処理 テストタグネーム ソフトシンセ ストリングス ステレオイメージャー シンセレシピ シンセサイザー サンプリング サンプラー サウンド入出力 サウンド入出 コンプレッサー ゲーム音楽 ゲート グリッチ ギター ギタリストのためのAbleton Live キック カットアップ オートメーション オーディオ操作 オーディオ処理 オーディオインターフェイス エフェクト処理 エフェクト インストール/製品登録 イコライザー アナライザー いきものがかり Zynaptiq YouTube生配信 XLN Audio
トップページ > Sibeliusの使い方 初級編 > 10. 和音と声部の入力
目次を見る
Sleepfreaks監修のDTM向けPC

和音と声部の入力 Sibeliusの使い方

【PR】

パソコンのキーボードを使った和音の入力

今回は和音と声部の取り扱いを紹介します。

無題

以前のMIDIキーボードを使った入力でもお伝えしましたが、和音入力も鍵盤で音程を指定できます。
そのため、MIDIキーボード併用をお勧めいたしますが、念のためパソコンのキーボードを使用した和音入力もご紹介しておきます。

無題

ひとまず入力したい和音に含まれる、いずれか単音(ひとつの音)を入力します。
ここでは、和音の一番下の音として「C」を入力しておきます。

無題

追加したい音名のアルファベット+Shiftキーを使用する方法があります。こ
こでは、キーボードの「Shift」キーと「E」をタイプすると、「E」音(ミ)の音が和音として追加されます。

無題

もうひとつの方法は、メインキーボード(テンキーではない)の、数字キー(1〜9)をタイプする方法です。

例えば、数字キー「5」をタイプすると、「C」音の「5度」上の「G」音が和音として追加されます。
注意すべきは、青く選択されていた音を基準として、音程を指定することです。

この方法で音を追加した場合、追加された音が青で選択されます。

1

2

例えば、最初の「C」音のオクターブ上の「C」音を追加するには、数字キー「4」をタイプする方法と、「Shift」+「C」をタイプする方法があります。
どちらも結果は同じですが、追加後の選択音が違っていることに着目です。

無題

基準の音から下の音を追加する方法もあります。
まず、同じように単音を入力しておきます。

無題

「Shift」キー+数字キーをタイプすると、下方向の音程の音が追加されます。
例えば、「Shift」+「3」をタイプすると、「D」音から3度下の「B」音が追加されます。

1

2

この音程を追加するショートカットは、フレーズ全体に対して3度のハモりを付けるというときに便利かもしれません。

声部の入力

無題

このように1段の五線の中に、符尾の向きが上下に分かれた、2つ以上のラインを記譜することがあります。
それぞれを「声部」(英語で「Voice」)といいます。この入力方法をみてみましょう。

テンキー_と_無題

下の声部を入力したい拍にある、すでに入力されている声部の音符を選択して、音符入力モードの「N」をタイプします。

テンキー_と_無題

テンキーの下にある、声部の入力を切り替えます。
切り替えにはショートカットが便利ですので確認しておきましょう。

例えば、第2声部に切り替えるには

  • Mac:Option+2
  • Win:Alt+2

をタイプします。
ここでは、テンキーの色が「緑」になったことを確認します。

テンキー_と_無題

後は、これまで通りの音符の入力方法で入力します。
自動的に最初の第1声部が上向きの符尾になり、第2声部が下向きの符尾に向きが変わったことに着目です。

スクリーンショット_2017-04-29_0_40_16

ちなみに、Sibeliusでは、最大4つまでの声部が用意されています。

  • 第1声部が「青」
  • 第2声部が「緑」
  • 第3声部が「オレンジ」
  • 第4声部が「ピンク」

音符のカラーを声部ごとに表示させるには、リボン「表示」タブ→「音符カラー」→「声部カラー」を選択します。

次回は、変則的な臨時記号、連桁にチャレンジしていきます。