広告

音程処理 音楽理論 音楽機材・ソフト紹介 音圧・音量 音像処理 空間処理 波形処理 歪み・サチュレーター 機材設定 機材 書き出し・読み込み・変換 打ち込みテクニック 打ち込み 基本編集 周波数 便利操作・作業効率化 作詞のメソッド 作業環境 低音処理 レコーディング リミッター・マキシマイザー リバーブ リハーモナイズ リズム楽器 リズム処理 リズム モニタリング ミックスが上手くなるTIPS ミキサー・ミキシング マルチ音源 マスタリング ポップス ボーカロイド ボーカル ボリューム処理(コンプレッサー) ベース ベル ヘッドホン ブレイクビーツ ブラス ファイル管理 ピアノ・Key ビンテージ ヒット曲の分析 パッド バージョン新機能解説 バンドサウンドを創るには バッキング ハード機器 ハードウェア操作 ドラム・打楽器 ドラム ドラゴンクエスト トリガー トランジェント ディレイ ディエッサー テンポ処理 テストタグネーム ソフトシンセ ストリングス ステレオイメージャー シンセサイザー サンプリング サンプラー サウンド入出力 サウンド入出 コンプレッサー ゲーム音楽 ゲート グリッチ ギター ギタリストのためのAbleton Live キック カットアップ オートメーション オーディオ操作 オーディオ処理 オーディオインターフェイス エフェクト処理 エフェクト インストール/製品登録 イコライザー アナライザー いきものがかり Zynaptiq YouTube生配信 XLN Audio Xfer Records
トップページ > Ableton Liveの使い方 基本編/セッションビュー > Ableton Live 9.5 新機能 Simplerについて 2
目次を見る
Sleepfreaks監修のDTM向けPC

Ableton Live 9.5 新機能 Simplerについて 2 Ableton Live 使い方

  • 最新のLive 12 動画・記事はコチラから

Simplerを使ったリズム構築に最適な「1-Shot」と「Slice」モード

Simpler

「Simpler」解説第二弾では、「1-Shot」「Slice」モードについて解説していきます。
リズムループの一部分を切り取ったり、順番を入れ替えたりといったことが、非常に簡単に行えます。
ぜひ使いこなして、オリジナルのリズムを構築してみてください。

Simpler_2 解説動画


製品の詳細ページへ

1-Shotモード

oneshot

1-Shotモードは、ノートオン(打鍵orノート打ち込み)によって、オーディオサンプル全体、
または一部分を、一度だけ鳴らす
というモードです。
主にドラムやパーカッション等のリズムサンプルを使用する際に選択します。

「TRIGGER」と「GATE」の切り替え

初期設定では「TRIGGER」モードとなっており、ノートの長さに関係なく、
オーディオサンプル全体が再生されます。

trigger

ノートの長さに合わせて再生範囲を変えたい場合は、「GATE」モードに切り替えます。

gate

「WARP」のオン/オフ

前回も触れたとおり、サンプルの原音のピッチは「C3」にアサインされています。
初期設定では「WARP」オンになっており、「C3」以外を鳴らした際には、
ピッチだけが変わり再生速度は変わりません。
ピッチによって再生速度を変えたい場合は、「WARP」をクリックして消灯させ、オフにします。

warp

再生する箇所の設定

1-Shotモードでも、スタート/エンドポイントを動かすことで、特定の箇所のみを再生することが出来ます。

snare

たとえば、リズムループからスネアの部分だけを選択し、以下のように打ち込むと、
駆け上がりのスネアを簡単に表現することができます。

snare_runup

Sliceモード

slice

Sliceモードに切り替えると、オーディオサンプルがアタック位置に従って自動的に切り刻まれ、
個別のサンプル(スライス)としてノートにアサインされます。

リズムループに含まれる音色を組み替えたり、オリジナルのリズムを構築する際に便利です。

Sensitivityの調整

Sensitivityでは、オーディオを切り刻む際の細かさを設定します。
初期設定では100%になっているので、数値を下げていくと、切り刻む単位が大きくなり、
スライスの数も少なくなります。

sensitivity

PlaybackとVoiceの設定

複数のスライスを同時に発音したい場合は、Playbackを「Poly」に変更します。

poly

すると、Voice(同時発音数)の設定が可能になりますので、任意の数値を設定します。

voice

上記の設定を行うことで、以下のように通常のリズムを打ち込む要領で
スライスを使用することができます。

rhythm