Ableton Live 9.5 新機能 Simplerについて 2 Ableton Live 使い方
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Simplerを使ったリズム構築に最適な「1-Shot」と「Slice」モード

「Simpler」解説第二弾では、「1-Shot」「Slice」モードについて解説していきます。
 リズムループの一部分を切り取ったり、順番を入れ替えたりといったことが、非常に簡単に行えます。
 ぜひ使いこなして、オリジナルのリズムを構築してみてください。
Simpler_2 解説動画
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1-Shotモード
1-Shotモードは、ノートオン(打鍵orノート打ち込み)によって、オーディオサンプル全体、
 または一部分を、一度だけ鳴らすというモードです。
 主にドラムやパーカッション等のリズムサンプルを使用する際に選択します。
「TRIGGER」と「GATE」の切り替え
初期設定では「TRIGGER」モードとなっており、ノートの長さに関係なく、
 オーディオサンプル全体が再生されます。
ノートの長さに合わせて再生範囲を変えたい場合は、「GATE」モードに切り替えます。
「WARP」のオン/オフ
前回も触れたとおり、サンプルの原音のピッチは「C3」にアサインされています。
 初期設定では「WARP」オンになっており、「C3」以外を鳴らした際には、
 ピッチだけが変わり再生速度は変わりません。
 ピッチによって再生速度を変えたい場合は、「WARP」をクリックして消灯させ、オフにします。
再生する箇所の設定
1-Shotモードでも、スタート/エンドポイントを動かすことで、特定の箇所のみを再生することが出来ます。
たとえば、リズムループからスネアの部分だけを選択し、以下のように打ち込むと、
 駆け上がりのスネアを簡単に表現することができます。
Sliceモード
Sliceモードに切り替えると、オーディオサンプルがアタック位置に従って自動的に切り刻まれ、
 個別のサンプル(スライス)としてノートにアサインされます。
 リズムループに含まれる音色を組み替えたり、オリジナルのリズムを構築する際に便利です。
Sensitivityの調整
Sensitivityでは、オーディオを切り刻む際の細かさを設定します。
 初期設定では100%になっているので、数値を下げていくと、切り刻む単位が大きくなり、
 スライスの数も少なくなります。
PlaybackとVoiceの設定
複数のスライスを同時に発音したい場合は、Playbackを「Poly」に変更します。
すると、Voice(同時発音数)の設定が可能になりますので、任意の数値を設定します。
上記の設定を行うことで、以下のように通常のリズムを打ち込む要領で
 スライスを使用することができます。
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