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目次

Ableton Live 9.5 新機能 強化されたFilterセクション Ableton Live 使い方

Author: sleepfreaks

様々な新機能が追加されたFilterセクション

filter

Live9.5では、Simpler、Sampler、Operator、Auto Filterにおける
Filterセクションが強化され、様々な新機能が追加されました。
これまで以上に細かな設定や、独特のエフェクトが可能となりましたので、
ぜひ使いこなしていきましょう。

強化されたFilterセクション 解説動画


製品の詳細ページへ

dbスロープの設定

db-oct

カットオフのスロープとして、12/24の2種類を選ぶことができます。
これは設定した周波数から1オクターブ上(or下)の高さで、何db減衰させるかを表した数値です。
そのため、「12」は比較的緩やか、「24」は急な角度のスロープとなります。

フィルター回路の追加

filter_circuit

フィルター回路が5種類から選べるようになりました。
それぞれの特徴は、以下の通りです。
(Clean以外は、アナログ回路をシミュレートしたものとなっています)

  • Clean : EQ8と同じフィルター回路
  • OSR :ハードクリップタイプ(レゾナンス抑制)
  • MS2 : ソフトクリップタイプ(レゾナンス抑制)
  • SMP : MS2とPRDのハイブリット
  • PRD : レゾナンス抑制を行わない回路

なお、MS2/SMP/PRDはを選択できるのは、
ローパスまたはハイパスフィルター使用時のみです。

それぞれの音の違いは、ぜひ動画でお確かめください。

Morph SVF

morph_svf

新たなフィルタータイプとして、「Morph SVF」が追加されました。
これを選択すると、「Morph」ツマミが表示され、左から右に回すことで、

ローパス > バンドパス > ハイパス > ノッチ > ローパス

の順にスムーズに変化していきます。
それぞれの中間の状態や、動的なフィルタータイプの移行を表現できます。
こちらもEQ8と同じ回路のため、CPU効率が非常に高いです。

Drive

drive

Cleanを除く4種類のアナログフィルター回路を選択した際は、
「Drive」ツマミが表示されます。
これはその名の通り、アナログライクな歪みを足すパラメーターで、
フィルターをかけながら独特のファットなサウンドを作り出すことができます。




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